「爆笑問題のススメ」


 ゲストは福井晴敏

 「終戦のローレライ」は、例の如く僕は読んでませんが、太田さんはラジオで大プッシュしていて(それこそ、放送時間の半分近くを使って)、その作者と言うことで要注目。

 初っ端で、やはり「終戦のローレライ」を大プッシュする太田さん。面白いのは分かりますけど、「ここ 10 年で一番面白かった」というのは、こういう番組やっててどうなのよ。散々プッシュした後、田中に「目の前で語られてどうですか?」と訊かれた福井氏の答えは「俺も読みてぇーと思いました」。ナイス。

 「終戦のローレライ」は、実は映画先導で始まった企画で、戦法から「潜水艦・第二次大戦・女の子」という三つのお題を与えられて書いたものなんだそうです。それだけで、あんな分厚い上下巻か。すげーなー、と読んでないのに感心。

 元から大の映画好き、ということで「スピード」「エイリアン」「映画の予告編」なんかを例えに出してそれぞれ「爆発」「母 vs 母」「脳内映画」というようなことを解説していたのですが、それよりも面白かったのがいつもの「映画を作ってみよう」的なコーナーでの、福井氏の作品。

タイトル「爆発問題のススメ」

秘密組織のスパイの太田が、テレビ生本番中に敵対組織に狙われる。真実を創作に向かう太田!しかし今は生本番だ!どうする!?そこで立ち上がったのが田中!太田が捜査に行っている間、VTRにツッコみまくって時間を繋ぐ田中!最後には血を吐きながらツッコむ田中!よくぞここまでツッコんでくれた!

これいいなぁ。すげー観たい。これを、どうコメディに見せないか、が監督の腕の見せ所です。誰か作ってよ。