「仮面ライダー電王」

 冒頭の良太郎 4 役一人芝居はなかなか凄かった。こうして観ると、しっかり 4 役演じ分けてるのね。あとは、ちゃんと口を動かして喋ってくれれば完璧だ! 何で君はそんなに口が動かないんだ! 絶対読唇術できねぇよ!(必要ない)

 ガンフォーム初登場。その性質は、思っていた以上にエキセントリックだったものの(アリーナぶっ壊してたけど、もしかしてあの銃は平成ライダーで最強の威力じゃないのか)、平成ライダーにありがちな「思いっきり嫌な奴」というわけでもなく、割とすんなり観られたので一安心。あと、個人的にあの声を聞くとどうしても黄色いクラゲこれ)を思い出すので憎めないってのもある。

 そんでもって、視覚的にも「ダンスを織り交ぜたアクション」は予想以上のカッコ良さでかなり満足。「ゲキレンジャー」のときの凄まじいがっくり感に比べたら、もう成層圏を突き抜ける勢いですよ(言い過ぎ)バイクも乗ったしね。あとは、銃もしっかり組み込んで「ダンスしながらのガン・カタ」みたいになったら嬉しいなぁ。

 その他、妙に息が合い始めたイマジン 3 人衆や、早くも色々と回収されそうな姉関係の伏線などなど、楽しむ要素は盛りだくさんで何よりです。ただ、取り敢えず、あのナオミの表情には意味があるのか無いのかハッキリさせてくれるのか?