「アメトーーク!」
ドラえもん芸人。メンバーは柴田理恵、千秋、千原兄弟、ハローバイバイ・関、有野、品川。
「ドラえもん」への思い入れは常人並で(短編集を一冊持ってるだけ)、アニメもリニューアルのちょっと前からすっかり観なくなった人間であるところの僕ですら、千原ジュニアとか有野が淡々と語るエピソードに流石に泣きそうになったですよ(柴田理恵には勝てんが)。特に、有野の語る「帰ってきたドラえもん」は、有野の語り口と映像(前声優時のアニメ)のダブルパンチでギリギリだった。「ドラえもん」は名作ですなぁ(今更)。
すっかりこの手の企画に「何が何でも」という気合いすら感じるほど参加している品川庄司・品川(なんと、来週の「 BOOWY 芸人」にすら出てる。お前どんだけ出る気だ)も、持ち前の「語り」が「ドラえもん」と相反しまくってる所為かあまり前に出られず、「ガンダム芸人」のときほど気にはならなかったのも良かったです。
ただ、お陰で番組全体のテンションは完全にニュートラルで(特にオチらしいオチも無し)、そういう意味では「アメトーーク」らしくない回でした。最後の「ひみつ道具イントロ」なんか、一昔前のテレ朝ゴールデンみたいな企画だし。
でも、「ドラえもん」って、「ガンダム芸人」みたいに次々知識を爆発させる語り口より、淡々と(特にマニアックな単語を出すわけでもなく)語る方が、なんか“効く”作品ですよね。結論から言うと、正解はよく分かんないけど取り敢えず和んだってことで。
最後にオマケ気味に「ケンドーコバヤシ、越中詩郎と邂逅」が。企画が雑誌での対談らしいから、本当にサラッとした VTR でしたけど、対談後のケンコバの本気感動顔は、割とこちらも感動。良かったね。