「獣拳戦隊ゲキレンジャー」

 あー……やっぱり演技的にはキツイことこの上なし。平常時の演技もそうだけど、名乗りのシーンだとかアクションのかけ声だとかもあまりにも迫力に欠けていて、かなり興を削ぐ。同じく新人揃いだった「マジレンジャー」だって、まだ声出てたぞ。しっかりしろーーーーーっ!!

 ただ、視覚的にはヌンチャクやらトンファーやらが出てきたお陰で大分楽しくはなった。特にイエローの棒術はダイナミックで良かったなぁ。もうちょっとアクロバティックでも良かったけれど、あんな長いのぶんぶん振り回すだけでも良い。トンファー以外は、ほぼその場でのアクションだったから、今後はもっとバンバン動く奴に期待……とか思っていたら、次回予告で飛びかかって馬乗りという面白すぎる技を披露していたので期待値上昇!

 そんでもって巨大戦! 「全面水浸し」というシチュエーションや、どう見ても等身大のときより動きまくってるロボと、もう無茶苦茶カッコ良かった!! 巨大戦であんなに素早い戦闘って珍しいよなぁ。「ハリケンジャー」以来じゃないか。楽しいわぁ。三節棍もカッコイイし、文句なし。ラストの必殺技が拳法全然関係ないのだけが不満です。

 それにしてもあの実況。今日は正直五月蠅いだけだったんですけど、その内慣れるんでしょうか……。