「人志松本のすべらない話6」

 ジュニア曰く「ストイックを履き違えたスタッフ」によって、「総集編」と称して「今までにした話を再びする」という限定ルール(今までの話をまとめたノート有り)の特別編。面子は松本、ジュニア、ほっしゃん、ケンドーコバヤシ宮川大輔次長課長・河本。

 そういうルールだったので、主軸が「すべらない話」そのものではなく、「どれをどう言うか」にズレてしまっていて、そういう意味では本当に「特別編」でした。松本が途中で急遽「他人の話を盗っても OK 」という特別ルールを設定してからの「お前あの話カバーしろよ」というプレッシャーの掛け合い、どこでカバーをするか、どういう風にカバーするか、どういうフリをするかという出演者同士の駆け引き、それに伴う大騒ぎは、「すべらない話」と言うより松本主催の飲み会をのぞき見しているような気分になりました。多分、あんな感じでいつも飲んでんだろうね。

 それはそれで個人的には大好きだし、寧ろこっちの方が僕の嗜好には合ってて、事実大笑いしながら観てたんですが、「がっかり」と言いたくなる人の気持ちもよく分かる回でございました。まぁ、+ DVD の販促ってことで許してね、ってこと?

 個人的には、宮川の「親父の喫茶店の熱帯魚」の話で、ずっと宮川が親父を演じるときにしつこいぐらいタバコ吸ってるのが好きでした。しかも、特に最後までそれには本人触れないし。