「牙狼〈GARO〉」

 おお、アクションが細切れじゃなくなった! 生身アクション自体は段取り丸見えで、燃えるにはほど遠い感じだったけど、時計塔での次々鎖を叩き落とすシーンは相当格好良くて、早くもそういう撮り方になってくれたのは嬉しいなぁ。あとは、あのCG独特のカクカクした動きにさえ慣れれば、もう何のストレスもなく観られそう。

 ストーリーは今週も特に文句無し。ホラーが憑依した時計が変形したときは、「それ憑依じゃなくねぇか?」とは思ったけど、ヒロインに暗示されるこれからの運命、白コートがヒロインに肩入れしている理由、引いては人間に肩入れする理由などが、ホラーの「時計」という性質に上手く絡めてあって、観ててアドレナリン出まくりでありました。楽しいわ〜。白コートがホラーのことを文献で調べてた場面が「響鬼」とダブって笑った。最近、「響鬼」ではやんないなーそれ。

 あとは、白コートが「何で人間に肩入れしているのか?」という部分が描かれていくのかな。しかし、たった 3 話で大体のことを話に絡めて説明してくれたのは有り難いけど、これからどうやって描き続けるのかも興味あるな。ようやく出てきた京本政樹がカギなのかな。たーのしみー。