「ウルトラマンマックス」(終)

 総集編。全話通してのダッシュバードの被撃墜率は 72 %らしい。100 %のような気がしないでもないですが、この数字はどこまで信用できるんでしょうか。

 こうして良いシーンだけ振り返ってみると、もの凄く面白かったように感じるのですけど、やはりひとつひとつの話として見たときには、かなり構成に難がある回が多くて残念な作品でした。折角引っ張ってきた過去の怪獣や出演者達も、上手く使えた例はほんの僅かですし。陳腐なメッセージに終始したり、変に凝っただけになったり、試行錯誤が目立ちすぎの感がありました。

 次回作の「メビウス」は、今回以上に過去の作品が出演するらしいですが(僕が知ってるだけでもグドンゾフィーウルトラの父)、「マックス」の試行錯誤を経て一体どうなるのか、今のところ不安ばかりがあります。お願いしますよホント。