「やぐちひとり」

 最近、「グレープフルーツダイエット」を始めたという矢口真里さん。グレープフルーツの匂いを嗅いで食欲が減退し、その後一玉食べてから、食事をするという何かの儀式のようなダイエット法に、疑念全開の劇団ひとり。劇団は「もうちょっと説明してくれる?」と掘り下げようとしますが、矢口さんはこう言って拒否。

「細かく説明するとボロが出るんですよ

誰かを騙そうとしてんの?

 対して、色々なダイエットを試したという劇団。その中でも凄かったのが「宿便ダイエット」だそうで、コーヒーを薄めた液(?)を肛門から入れて腸に溜めて、そのまま 12 分間、コーヒー逆噴射に耐えながら運動して宿便を取るんだそうです。やばい、書いてるだけで気持ち悪い……。

 結局それは部屋中コーヒーの匂いで充満して止めたそうですが、今年は 8 キロぐらい痩せたという劇団。その中でも「自炊ダイエット」が効果的だそうで、外食止めて自炊するようになったら痩せたとのこと。

 それに関連して、「野菜を選ぶとき、どうしても腕組んで指をアゴに付けてる」と言う劇団。矢口さんもなるそうで、その原因を考えてみると「優越感があるのでは」と矢口さんは予測します。それに同調した劇団は、「野菜とか見極めてる自分に酔ってる」と仮定、そのときの脳内台詞をこう実演。

「これ、素人買っちゃうんだよな

自炊王。

 「重隅エンタメ」のコーナーで、「ハンター」でのあるシーンの背景が絵で、その絵に煙が描いてある所為で全く煙が動かない、という重隅を紹介。公開当時 3 歳だったという劇団、まだ生まれてなかった矢口さんは、これを観てこんなやり取り。

劇団「 3 歳のときに観なくてよかったよ」
矢口「観ても分かんないですよ多分」
劇団「いやでも、 3 歳で色々吸収してるときに『煙は動かないんだ』って覚えちゃうから」
矢口「あっそっか。それはダメですね〜。親御さんも」
劇団「そんなはず無いか
矢口「……いっぱいフォロー入れたのに。全部水の泡になったじゃないですか
劇団「そだね。煙に巻いちゃったかな?
矢口「(苦笑)」
劇団「エヘッ♪ 今ので(重箱) 3 つ
矢口「えーっ! これダメダメ、春樹さんが上手いとかそういうの関係ないですから」

君らに座布団一枚。

 「メールの返事をいつまですればいいか」というメールを紹介。どうでもいいけど、これを読んだときの矢口さんの「プン!」が久々にかわいかった(えー)。

 その流れで、矢口さんからのメールに触れる劇団。その感想は

「意外な程内容はつまんなかった

劇団のイメージでは、ややこしい雑談形式かと思ったら必要最低限の内容だったそうです。ビジネスマンだな矢口さん。

 顔文字等も使わないと言う劇団。理由は「声に出したい日本語」で書きたいからだそうで、例えば怒った顔文字ひとつ取っても、顔文字ではなくこう表現して、文才を鍛えたいそうです。

「私は拳を固く握りしめ、天に突き上げ

めんどくせっ

 いつの間にかメールの主旨から外れたので、矢口さんが軌道修正し改めて劇団がまとめ。「返信が遅れるのにも事情がある」「気を遣って先延ばししているだけかも知れない」と言い、こんな結論。

「そういう弱い男を愛して欲しい

だそうですよ矢口さん(ん?)。

 「お詫び申し上げます」に違和感を感じるという劇団。「お詫び申し上げます」の後にお詫びの言葉が無いのがおかしいんだとか。それに対し、「業界用語は日本語からズレてるからおかしい」と言う矢口さん。だから「用語」って言うと思うんですけど

 その流れで「頑張れ」も嫌いだという劇団。曰く、「自分が『頑張れ』って言ったから頑張ってる」とか思われるのが癪なんだそうです。同じく「お体お気を付け下さい」も嫌いで、「そう思うなら何か実行動をしてくれ」とのこと。耳が痛い……。

 この話はエンディングまで続き、何故か関係ないのに「甲子園で泣いてる女の子」も嫌いだと言い出す劇団。高校球児は何年かの積み重ねでの悲しみなのに、急にやって来て急に泣いてるのがなんか嫌とのこと。分かるような分からないような話でした。

 来週はスペシャル。映画祭に加え、しほりん先生も出るらしい。やぐちひとりオールスターか(?)。やぐちひとり監督作品の出来が楽しみです。