「やぐちひとり」

 今回のゲストは、劇団ひとりが大ファンだという藤澤恵麻さん。

 劇団は開始早々ずっとニヤけて、挙げ句「(このかわいさは)罪だよ!」とか言い出す始末。更に、藤澤さんが「陰日向に咲く」を取り出して「サインして貰っていいですか?」と訊いてきたために劇団撃沈。思わず涙ぐむ劇団に、矢口真里さんは「私貰ってないですよ」と抗議しますが、劇団は厳しい顔

くれって言わないからでしょ!

そういうところいかんわ矢口さんは。

 そこで矢口さん、「私がどれだけこの本宣伝してるか知ってます?」と恩を売り始めます。曰く「貸したりしてるんです」とのことで、それを聞いた藤澤さん

買わなくなっちゃいますよね……?

詰めが甘いからな矢口さんは。

 「契約書に名前書くより、誰かの保証人になるより緊張する」と言いながらサインを書く劇団。「藤澤恵麻」の「藤」の字を間違えるという凡ミスを犯しながらも、なんとか書き上げたサインを見て、矢口さん含み笑い。その理由は

「春樹さん、いつもより字下手じゃないですか?

見た感じ、初めて漢字覚えた小学生みたいな字になっておりました。

 劇団のことを、この番組を観て「面白い」と思ったという藤澤さん。が、矢口さんが「好きな芸人」を聞いてみると、出てきた名前は「アンガールズ」「パペットマペット」「小梅太夫」。劇団は、そのラインナップに苦笑いしながら

「結構まぁ、遠いねキャラとしては

接点殆ど無いよね。

 その後、映画「ラブ★コン」の話をする藤澤さん。藤澤さんの話がどんなに要領を得なくても、気持ち悪い笑顔で「いいんだよ」「時間かかってもいいんだよ」とメロメロの劇団。更に、映画に出てくる縁日の話題の際、矢口さんに「(この辺の人だから)縁日とか行かないでしょ?」と質問し、「行ったことありますよ」「横浜です」「何回も言ってます」と反撃され、キレた矢口さんに

もうちょっと私に興味持って下さいよ!

と怒られてしまいます。まぁ、矢口さんももっと劇団に興味持つべきだと思うがね。

 劇団が藤澤さんに年を訊いてみると、なんと矢口さんと同い年と判明。正直、並ぶと矢口さんの方が年上に見えますよね……(失礼)。これを何故か喜ぶ劇団は

「なんか、色んな縁があるね?

何を狙ってんの?

 ここで、「ラブ★コン」に掛けて恋愛相談コーナーに。一通目の「アウトドア派とインドア派で趣味が合いません」という相談に、藤澤さんは腕を組みながら「ただ楽しくなろうという怠惰な気持ちではいけない」とかなり男前な回答をします。これに感銘を受けた劇団は、となりのちっちゃい人を見ながら

同い年とは思えないね

矢口さんは基本的に浅いしね。

 二通目の「メールで知り合った彼に送る写真をどうかわいく撮ればいいか?」という相談に掛けて、三人で互いを撮り合うことに。当然、藤澤さんを撮ることを熱望する劇団。矢口さんは「私は?」と問いかけますが、投げやり

「まぁ、ちょっと見切れるくらいだったらいいけど

通行人?

 まず最初は劇団を藤澤さんが撮ることに。劇団は、前に教わった「ホストの写真の撮り方」を実践。すると藤澤さん、

『都会のナポレオン』の DVD ですか?

あんた偉い!! 偉すぎるよ!! 矢口さんもこういうとこ見習え!!!

 次に矢口さんが劇団を撮影し、劇団が藤澤さんを撮影。ファイルを持たせて引きで撮ろうとする劇団に、矢口さんが「(あのファイル)持ってるとき一度も言われたことない」と抗議しても軽やかに無視するほど熱中。その後、矢口さんが藤澤さんを撮影し、藤澤さんが矢口さんを撮影し、最後に机にアゴを乗っけたカットを撮ろうとする劇団。

 これを「最後は 3 人で」と解釈した矢口さんはスタッフにデジカメを渡そうとしますが、劇団はそれを止めて冷静な顔

3 人じゃない方が良いんだけど

結局、藤澤さんに誘われて矢口さんとのツーショットになりました。

 最後に撮った写真を確認し合う 3 人。当然劇団が藤澤さんを大絶賛する中、最後に出てきたツーショットは勿論矢口さんはフレーム外。これに怒り心頭の矢口さんに、劇団は

ズーム効いてたんだぁ

凄い言い訳ですな。

 この互いの撮影を終えて、藤澤さんは「さっきのインドア派の相談に勧めたいですね」とコメント。これにも感銘を受けた劇団は、しみじみと

上手くもまとめちゃうみたいな

そんなわけで、藤澤さん持ち上げられまくりの回で御座いました。