「お台場明石城NOMAD」
冒頭、佐々木アナよりご報告。念願叶って政治部に栄転した村上真理子が、異動一ヶ月目にしてストレスで入院したそうです。ざまぁみやがれと思ってしまう僕は酷い人間でしょうか。さんま師匠、
「バラエティが合うてたんやないかい!」
あんま余計なこと言うとホントに戻ってくるので止めて下さい。
今回は、編成部に異動してしまった小松さんの跡目を争って、うそつきディレクター・出口と、色々あって彼女にも捨てられた自業自得ディレクター・武田のプレゼン対決。さんま師匠曰く、「サッカーで言うとブラジルとアルゼンチン」。ショッボいブラジルとアルゼンチンですね。
因みに、さんま師匠は週刊誌という紙切れで彼女に捨てられた仲間ということで、武田を過剰にフォロー。馬鹿ばっかりだ。
まずは自分プロモから。出口のは、「今まで身内を出してきた」ということで、その極めつけとして胎児の超音波映像を投入。流石、亡くなったお婆ちゃんまで出してくるだけある。その出口の非道っぷりに、さんま師匠
「良い死に方せぇへん」
多分、苦しみ抜いて死にます(断言)。
対する武田は、こんな前口上で始まる自分プロモ。
あいにく私には、
人様に紹介できる自己などございません
そして、本気で滝に打たれて身を清めている映像が。武田がふんどし一丁で滝に打たれながら「祓戸の神」を連発しております。佐々木アナ曰く「似合うなぁ〜」。
が、そこまでやっても、さんま師匠は
「まぁ、滝に打たれたからええ番組できると大きな間違いですけどね」
そりゃそうだけども。
出口の、「小松が去っていきましたので……」で始まるプレゼン企画は「オモロイニッポン」。さんま師匠でフジテレビの日曜の最後を締めるとか、さんま師匠は面白い視点でニュースを見てるとか全く心の込もってないプレゼンに寄ると、色々なニュースを「面白い視点」から検証する企画だそうです。
水口さんは「ニッポン列島明るいニュース」という番組との類似性を心配しますが、出口曰く「もっとニュース性のあるものを扱う」とのこと。水口さんが「小松否定から入ると?」と問うと
「去った人間なので」
お前いい加減にしろよ。
港さんは「本格的な企画で良いと思う」と割と高評価、全身不可解なぐらいピンク一色な栗原は「絶対出世しますよね」。曰く、「どの部署に居ても出世する」とのこと。まぁ、世渡り上手そうだもんな……。
企画に関しては、「自分はサンデージャポンしか観ないので、そう言う番組が増えると有り難い」とのこと。他局じゃん。その上、「フジテレビ・ライブドア問題」も「サンデージャポン」で初めて知ったそうで、さんま師匠
「だったらあんなドラマすな!!」
ごもっとも。
さんま師匠的には「ニュースに関しては、言いたいことと言えないことが多いので、そこが問題」とのこと。はてさて。
対する武田の企画は「明石家さんまの俺の話を聞けぇ」。このタイトルに妙なブランクを感じますが、内容はなんとあの佐藤治彦さんフューチャー企画。曰く、佐藤さんは経済評論家でありますが、経済のこと以外でも面白話をいっぱい持ってるとのこと。
更に、佐藤さんよりもっとハイレベルな面白評論家(さんま師匠「それは一周回って普通の人じゃない?」)はもっと居るそうで、その人達を集めて色んな話をすれば、意外なところに着地したり、意外な面白話が聴けたりするそうです。
水口さんは日テレの「世界一受けたい授業」との類似性を心配しますが、武田は「色んな評論家の専門外でのかぶせ合い」を主張。しかし、水口さんは「佐藤さんみたいなのがいっぱい……?」と放送コード的心配をします。が、武田は
「別に佐藤さんが 5 人居るわけじゃないんで」
怖すぎる。
武田に対し、栗原は「根拠の無い自信に惹かれる」とのこと。まぁ、お前だけには言われたくないだろうよ。曰く、「制作現場でしか生きていけない感じで、ドラマに引っ張りたいぐらい」だそう。あぶねぇぞ武田!
結局、さんま師匠の「出口は出産前で大変だろうから」という企画プレゼン全てが無に帰す理由で武田案を採用。おめでとう、頑張れ下克上男。嘘つき男に負けたらいかん。