「お台場明石城NOMAD」

 今年一発目の収録。ヤンタンで言っていた通り、さんま師匠は例年よりも大分黒くなかったです。去年までは笑うぐらい真っ黒だったのに。

 今週は、武田誠司ディレクターと一緒に去年末に放送した「ほんまでっか!?ニュース」の反省会。因みにさんま師匠は、オンエア時はオーストラリアに居たので、後で武田からVTRを貰ったところ、何にも映ってなかったという軽い嫌がらせを受けたそうです。

 オーストラリアで連邦警察に捕まり、帰ってくれば車がエンストして寒空の下で一時間車押す羽目になり、年始から災難続き故、佐々木アナが「これまた災難が……」と同情すると、さんま師匠は「絶対良いことあるって!」とポジティブ宣言。そして

「絶対内田有紀と結ばれるって!

まだ諦めてないんですか。

 視聴率は大変良かったものの、武田的には沢山反省点があるようで、最も大きいのが「もっとジャーナリスティックな番組にしたかったのに、思いの外面白番組になってしまった」というもの。この武田の反省を受けたさんま師匠は、もの凄く低い声

「じゃ俺使うなよ

その通り。

 その原因として、武田は当初の意図として「評論家を先にスタジオに入れて馴染ませてから、ゲストを入れて収録をする」予定だったのが、最近人の足を引っ張ることばっかりしてるAD鈴木が、評論家もゲストも同時に入れてしまったために、スタジオの空気が合コンのようになってしまったというものを挙げます。

 武田曰く、「ゲストは『評論家の話を聞きたい』、評論家は『自分の話を評価されたい』という状態が理想だったのに、合コンのようなので評論家が『男として評価されたい』という方向にシフトしてしまい、そういう空気になってしまった」とのこと。この話を受けてさんま師匠は一旦納得し、

「要するに、オーディションに来た女の子の電話を……お前やないかい!

なんという無理矢理。完全に弱味を握られてる武田です。さんま師匠は「今年からこの話したくなかったのに!」と言いますが、恐らく大嘘です。

 しかし、水口さんは「その(意図のズレ)が面白かった。武田の狙い通り行ってたらつまらなかった」、港さんも「意図とズレて良かった」と支持率ゼロの武田。武田、もしかして嫌われてる?

 今週の女奉行・栗原は、このオンエアを杉田かおるで観たそうで、その際杉田が「ADの仕切りが悪かった」と憤ってたそうです。鈴木、最早居ないところですら罵られる領域です。クリエイターズスクール出身なのに……。

 次の反省点は、佐藤治彦さんが実力を発揮出来なかったというもの。武田曰く、「合コン状態の所為で、先輩面で全体を引っ張ろうとした結果、ダダ滑りになった」とのこと。さんま師匠は

お笑い芸人がハマるパターンですね

佐藤さんとうとう芸人に肉薄だよ。

 何でも、あまりにスベったために、いつもは収録語に武田と反省の電話をしているのに、今回は電話に出てもくれないんだそうです。因みに、佐藤さんは自身のブログにてマジ凹みしてらっしゃいます。大丈夫佐藤さん、面白かったから!

 オンエア上は、武田の編集によって水口さん曰く「スベってキャラが立ってた」とのことで特に支障は無かった模様。これを聞いてさんま師匠、

「ほんなら良かった、あの人の元々のキャラやんか

おいおい。

 続いての反省点は、フジで初めて起用した福澤朗思いの外下ネタ好きだったということ。オンエア上は全てカットしたそうですが、今回チラッと流れた映像では「風太くん」の話題で「立った立ったー!」を連発、あの眞鍋かをり梨花さえ失笑気味でした。いいのか福澤それで。

 武田曰く、さんま師匠が「合コンの仕切り屋」になってしまったのが不満と言いますが、水口さんは「それが面白かった。武田は間違ってる」と真っ向から対立。武田も偉くなったのー。

 ここで、栗原が福澤の起用理由を問うと、武田は

「さんまさんはこういう方なので

要は「福澤を入れることで、さんま師匠のお笑いを緩和して、もう少しジャーナリスティックにする」という意図だった、とのことですがもう少し一言目を考えろ

 お次の反省点は、ニュース映像が短すぎたということ。どれくらい短かったかと言うと、1 月〜 3 月のニュースを紹介するVTRが 20 秒。ただ、これに関しては「ニュース番組なんだから、今年のニュースぐらいは頭に入れておいて欲しい」ということらしい。バラエティなのに……どうなりたいんだ武田。

 と、ここで佐々木アナが「さんまさんに謝りたいことがあるそうで……」と一言。武田の謝りたいこととは

さんまさんを撮るカメラが、ちょっと、無かった

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!

 ただ武田の意図として、「さんま師匠のワンショット」ではなく「さんま・福澤のツーショット」をメインにしたいというのがあった、と聞いてさんま師匠は一安心してこう一言。

「俺がずっとオフで喋ってるわけやないのか

どんな嫌がらせだ。

 最後の反省点……というか、「さんま師匠にやって欲しかった」こととして武田、

「井脇さんの、おっぱいを揉んで欲しかった

ジャーナリズムはどこへ?

 要は、「井脇議員が男と疑われたときに胸を触らせた」という話題で、打ち合わせ時にも堂々と「触って下さい」と言っていたので触って欲しかった、とのことですが、さんま師匠は「映った方が損するわ!」。損どころじゃ済まないと思います。

 水口さんは「武田の言うことは矛盾している。一方でジャーナリスティック、一方でおっぱい揉ませろ」ともっともな指摘をします。そして、一言

「やっぱり一から叩き直さないといけない

出直したばっかりなのに……。港さんも「番組は面白かったので、武田を鍛え直してもう一回やりましょう」とのことで、武田に逃げ道無しです。

 栗原は、「評論家の早口を、さんまさんはしっかり聞いていて、ちゃんとリフレインしてくれる。そういう部分で、さんまさんがこの番組をやる意義はある」と珍しくまともなことを言う栗原。この言葉にさんま師匠は、武田に一言

ああいうこと言えんか?

因みに、今回武田がさんま師匠に与えた言葉は「合コンの仕切り屋」「おっぱい揉んで欲しかった」。出直してこーい。短い花のときでありました。

 最後に、武田は「栗原が、編成に話を付けてくれたお陰で『ほんまでっか!?ニュース』が年末に放送できた」と栗原に感謝。しかし、ちょっと引っかかったさんま師匠は

「ちょっと待って、この番組にも編成マン居るけど……

小松さん……。さんま師匠曰く、「小松は『さんタク』で頭がいっぱい」。

 栗原曰く、「ガッツがあるならかわいがってやろうかな」という話に、同期の編成とでなったんだそうです。そんな色んな人に応援されつつ、武田は今日から出直しになるのでした。

 折角出直してきたのにまた一から出直しという事実に、リアルに涙目になってる武田。そんな武田にさんま師匠、

「毎年一年生。ピッカピカや〜ん!

友達 100 人作ってらっしゃい。