「ウンナン極限ネタバトル!『ザ・イロモネア』」

 若手芸人達が「一発ギャグ」「モノマネ」「サイレント」「モノボケ」「ショートコント」の 5 つのジャンルで笑いを取り、全てをクリアしたら 100 万円という特番の第二弾。というか、「イロモネア」って何?番組名だけで何だかスベった感じがするのは僕だけですか。

 感想は前回と変わらず。芸人達はホントに面白いのだけど、お客さんの顔が見えてるのがどうもダメ。下ネタやグロネタに引いちゃった人はしょうがない。笑いを我慢しちゃう意図不明な人も百歩譲って許せる。空気的に「笑いにくい」なら分かるけど、明らかに我慢してるのは一体何なのかさっぱり分からないけれど。

 でもしかし、こういう番組に来ておいて、「こいつら何バカなこと必死でやってんの?」みたいな軽蔑の表情浮かべてる連中が本当に僕は信じられない。何なんだあんたらは。何が目的であの場に来てたんんだ。頼むから、例えそう思ってても顔に出すなよ。自分の顔がテレビに出ることぐらい想像できるだろうがよ。このバカタレがっ!(神成さん)

 芸人そのものは、どれもちゃんと得意技を活かしていた感じで(その所為で品川庄司の「股から出産」や、南海キャンディーズの山里リンチは、面白いのに引かせちゃったのですけど)、面白かったのですが、個人的に笑ったのは森三中笑い飯

 森三中は、「ショートコント」でまさかのシュールネタを披露した上に、残り数秒なのに長〜いフリを始めたりと、戦略ゼロな感じがツボ。笑い飯は、慣れないショートコントだということを差し引いてもフリだけで 20 秒を費やし、ネタそのものも、芸人仲間からどこがボケなんだか分からないネタを披露し、一発目で撃沈。まさに嵐のような去り際でした。

 こういう企画は、是非続けて行って欲しいのですが、ホントにあの「顔」だけは早いところ何か対策を作って欲しいところです。次回もありますように。