「明石家さんまのフジテレビ 春の大反省会 '06」
ようやくホントに反省しなきゃいけないことが無くなって、 2 年振りに帰ってきた「大反省会」には、「内田アナ千野アナ寿退社記念スペシャル」という大変不愉快なサブタイトルが付いていました。青木さやかも言っておりましたが、どうして女子アナ如きの結婚退社に特番一個使わなければならないのでしょうか。こいつらがフジテレビに貢献したというなら別ですが、こいつらが貢献したことと言えば「女子アナ」というものの評判を落とすこと以外無かったように思うのですが(特に内田)。
……と、みっともない悪口で始めてしまいましたが、内田と千野の結婚退社は大変喜ぶべき事なので、今回限りのこと思って我慢します。それに、番組自体は 2 年振りでもいつも通りの感じで、「内田は今度からフリーで仕事する」という悪夢のような話や、最後の蛇足極まりない別れの挨拶を無視できるぐらいには楽しかったです。以下、楽しかったポイント。因みに、今回のゲスト陣は今田耕司、アンタッチャブル、次長課長、ネプチューン・堀内、くりぃむしちゅー。今回のFAXルームは平畠ではなくビビる大木。
- 何の告知もしてないのに送られてきたFAX「すぎもと スーツ しろすぎ」。
- 今田「ここはオーディション」
- 次長課長への無茶振り「今のCMどうやった?」
- ホリケンがサイコロを蹴って、出た目が「ひとつ勉強になった話」
- 相変わらずさんま師匠にぞっこんのメイク高梨さん
- 「今田耕司トホホな夜」
- 斉藤アナの別れ話を勝手に暴露して泣かれるさんま師匠、慰めとして「村上ショージ紹介するから」
- 自分の恋愛話に過剰する女子アナ共へ、てめぇらにみんなが興味あると思うなよ(僕の声)
- ホリケンが「ネプリーグ」プロデューサーを命名「アメリカンポリス」
- あまりにも振られないために大量のFAXを背景に「FAX来てません」といじけるFAXルームの大木
- 大木「何にもしてないのに『大木その調子』ってFAXが来ました」
- FAXで 5 歳児に「死神博士」と名付けられた石田さん。ってかよく知ってんな死神博士
- 有田が語る上田の怪しい夫婦関係
- 「から騒ぎ、手を抜いて下さい」と言われて「あれでも抜いてんねんけどぉー」
- 「お台場明石城」終了の一因は、あまりにもゴールデンに行かない故のさんま師匠のNG
- 「金かかる深夜番組は切られる理由」を訊かれた水口さん、「借金してるからです」
- 同じく終了の原因を訊かれた高橋プロデューサー「僕が付く番組は終わるんですよ」
- それに対して芸人一同「あの人の顔覚えとけ」
- 高橋P、「明石城」に三奉行として出てきた技術の渡部雅子と知らぬ間に結婚
- つまり、渡部が出演した理由のひとつは「高橋の恋人だから」。死んじまえ
- 有田「番組終わるのに、結婚生活始めようとしてんすか!?」
- さんま師匠「明石城で幸せになったのこいつだけ」
- 山崎のテキトーさに慌てる柴田に、山崎「前からオーディションはダメだったじゃない」
- さんま師匠とのコンビ芸が必要以上に熟練されてる矢延プロデューサー
- 山崎「あのプロデューサーの下でやってて競馬が詳しくなるわけない」
- 「HEY!×3」出演を狙う矢延Pに、今田「浜田さんに半殺しにされますよ」
- 「G-1は何mなんですか?」という柴田の質問に矢延P「 200 m」
- 「河本さんの歌う顔がホントに気持ち悪い」という苦情に河本「僕だけ顔の事情ですか?」
- 有田「僕ら司会やらして貰ってるんですよ」さんま「例えば?」
- 上田「スタッフの方が暖かいじゃないですか!」今田「こっち荒いよな!?」
- 河本、矢延Pに「あの人すっごいむかつくんですけど」
- 河本、清水Pに「最初、AV男優かなと思いましたもん」
- 続けて「素人のナンパもんで観たことある」
- それに対してさんま師匠「マグナムじゃない!」
- 河本、本気歌唱の「ラブ・イズ・オーバー」何故その選曲。
- 矢延Pに嫉妬した河本「俺まださんまさんとあんな絡みしたことないですよ!」
- スーパーニュースでの、木村太郎の台風レポート映像に何故かみんな爆笑
- しかも、映像で木村が手に持ってたのは自前の携帯風速計
- 木村の風速計を構える姿をさんま師匠「宗教の勧誘かと思いましたよ」
- 山崎「木村さん上陸みたいな雰囲気ありますもんね」
- 「ニュースJAPAN」で、滝川クリステルが斜めに座ってるからテレビを斜めから見てる河本母
- 大木、FAXにまみれて「時間あったんでコンビニ行ってきました」ごめんなー
- 今年はお酒飲んでない菊地プロデューサー。でも今回は残念ながら喋る機会もありませんでした……
- 内田千野のお別れメッセージが始まって、「このコーナー要らない」と騒いでみんなに止められて「ならホントにごめん!!」と謝っちゃう青木。僕は青木と同じ気持ちです。
- 「最後だけちゃんとすれば締まる」という例えでさんま師匠が出したのが何故か「カラーパーク」。分かり難いよ師匠……。
この番組や「お台場明石城」のような、さんま師匠が無茶振りしまくったり、素人である社員が出しゃばりまくったりする番組に良い感情を抱かない人も多いでしょうが、僕はこの番組全体を包む異様なテンションと妙なことが起きそうな磁場が好きなので、これからも 1 年に 2 〜 3 回のペースでやってくれると個人的には嬉しいです。そのためにも、フジテレビは変なことしないように。