「鶴の間」(終)

 最終回のゲストは内村光良

 「いろもん」のときからそうですが、ウッチャン曰く「全く尊敬できない先輩」である鶴瓶師匠とウッチャンとの絡みは、ウッチャンの徹底的に鶴瓶師匠を見下した(勿論、一定の敬意は払いつつ)態度と、それに反抗したいけど従わざるを得ない悪ガキみたいな鶴瓶師匠とのバランスで、本当に凄く面白くて好きです。ちょっと違うけど、さんま師匠と寛平さんの関係に似てる。ここにナンチャンが入ると更に強力。

 今回も、「もしウッチャンの映画に出るとしたら」という寸劇をやろうとして、一向に要領を得ない鶴瓶師匠に「ちゃんとやれ!!」とキレるウッチャン、という構図は楽しいったらなかったです。 30 分が短すぎた。

 あぁ、そんな楽しい瞬間を数多く提供してくれたこの番組も終わってしまうのだなぁ。こんなに芸人にとって色んな意味で有り難い番組もそう無いというのに。さんま師匠曰く、こういう番組は「やらなきゃいけない番組」なのに。まだまだ出て欲しい人いっぱい居たのに。何故終わってしまうんだろう……。残念至極、です。