「ゲンセキ」

 5 月出演メンバー大集合SP。ん〜……やっぱり、月に一回コント番組試作すりゃあいいのに。入り時間の早い順にネタ順を希望していき、最終的に観客・スタッフの投票上位 3 組がオンエア。今回オンエアされたのは、中山功太、ザ・ギース、コンマニセンチ

 中山功太は「DJモンブラン・BAR編」(勝手に命名)。DJモンブラン、一体いくつあるんだろう……テレビで 4 回しか観たことないのに、 3 回DJモンブラン観てるよ僕。勿論面白いんだけど、この前やってた「ねずみ講」とか、「マッハ登龍門」でやってた「自己紹介」とか、ああいう「喋り」に特化した奴をもっと観たいなーと勝手ながらも思います。あと、これは無理な話ではあるけど、出来ることならM-1用に組んだネゴシックスとのコンビも観たい。

 ザ・ギースは個人的には意外。いや、面白くないとかじゃなくて、こういう爆笑を取らない感じは 4 位とかじゃないのかな……などと思ったもので。ただ、ネタを見てみたら設定こそ「それっぽい」ものの、やってることは視覚に訴えるタイプだったので納得。色んなの考えてんだなー。面白かったです。シティーボーイズの打ち上げにも参加したとかで、所属事務所も決まりそうで良かったね。ただ、無所属なのに時間ギリギリで入ってるのはどうかとは思いますが。

 そしてトップはコンマニセンチ。相変わらず。デ〜デ〜デデ〜ドカン!頭使わず笑えるって良いなぁ〜と笑いっぱなしでした。木梨も「バカだなぁ〜」連発。こういうのがトップになることに顔を渋くする人も居るとは思いますが、個人的には好きだし、こういう分かり易すぎるぐらい分かり易いのがトップになるのは、この番組の健全さ(というとなんか仰々しいですが)を表してて良いなぁ、と思います。頑張れコンマニセンチ

 そして最後に、「インターネット投票暫定総合一位」としてオリエンタルラジオもオンエア。出てきた瞬間に黄色い声が上がっていて、「うわ、いつの間にこんな人気に……」と観てるこっちが戸惑ってしまいました。「エンタ」って何だかんだ言ってまだまだ広い窓口なんだなぁ……はぁ。

 ネタは勿論「武勇伝」なんですが、中田のフレーズに観客がウケ過ぎて藤森のフレーズがかき消えてたのがちょっとだけ気になりました。定型故に「間」が作れないからこういうこと起きるのはしょうがないのだけど、こういうとこで後々悩んでいくのかな……と余計なこと考えてしまいました。でも、ホントここの調整ってどうすんだろう。先人が(僕は)思い付かないので、どういう対処するべきなのかさっぱり分かりません。

 フレーズだけに注視したら、正直そう爆笑するものは無いのですが、やっぱり全体がキャッチーなメロディなのが強いなーと今更且つ再びな感想。フレーズ忘れてもメロディ忘れないし。あと、あのアウトロ(?)っていくつかパターンあるのかな。メロディに加え、パントマイム要素も加わって個人的にツボでした。ああいうの好き。

 もうオリエンタルラジオは鉄板かなー……。オリエンタルラジオとは全然形は別だけど、壮絶にキャッチー(というかインパクト)なコンマニセンチも堅そう。先週、「外れるなんて有り得ない」と書いた中山功太は、まだ微妙かなぁ……先週木梨が言った「爆笑狙ってない感じ」が良くも悪くも作用しちゃった感が……しかも共演が上記二組となると。ちゃんとその辺、TBSのメンバー選ぶ人は考えてくれますように。

 個人的には、今回のオンエア 3 組の共演コントが激しく観たいです。色がそれぞれ違ってて、且つ重なる部分が見えるので、凄く完成形が見えやすい気がします。その分、もう鉄板だろうオリエンタルラジオは、そこが見えないのが唯一の不安かなぁ……という感じ。これ何回書いてんだ。