「ロバートホール」


 特別編の後編。今回オンエアされたのは、礼二、有田、山崎の監督作品。

 まずは礼二の「おばちゃん刑事」。上田を取り調べている矢作が、助っ人として呼んだのがおばちゃん刑事(礼二)。礼二のおばちゃん演技を見せたいだけのコント。終了後、兄が「あれ、おかん言うてたそのまんまやん」と暴露しておりました。

 ここで、小木が「上田はゆっくりアップが多い」と指摘。上田は否定しますが、周りは「そう言えばそうだ」と同意、劇団ひとりに至っては「(先週の「俺が吐く」は)勝手に言ってた」とまで言い出します。お前あれが大事だったんじゃないのか。トドメは矢作の

「上田さん、自分が思ってるほど上手くないからね」

 続いては有田の、アンタッチャブル以外の全員が出演し、それぞれが葬式のスピーチをする、というものだったため、当初「三分、延びて四分」と想定していたのに、撮ってみたら 33 分だったというコント。結局、十一分の一にカットして三分にして、劇団ひとりの独壇場コントになるのでした。泣きながら、故人に向かって「あなた誰ですか!!?」というスピーチは、破壊力抜群。

 終了後、上田に「劇団ひとりは泣けば良いと思ってる」と指摘。しかし当の劇団ひとりは「葬式なんだから泣かないなんておかしい」と言い、最後は「有田さんから言われたことを一字一句言っただけです」と。そこにおぎやはぎが「じゃあ何で僕らには『お任せします』って?」と訊くと「最初からカットしようと思ってたから」。全ては成り行き任せ。

 次は山崎の不動産屋と一緒に部屋探しコント。フローリング用の人間、タイル用の人間が転がっていたり、相方の柴田が棒の役だったりと、若干シュール。終了後、上田も「なんかしっくり来なかった」と言い、その理由は「ゆっくりアップが無かった」からだそうです。ゆっくりアップ上田。

 ここで有田がひとつ気付きます。「上田って、どのコントでもそのまんま」と。劇団ひとりによると、上田は以前、「服を着れば、その役になりきれる」と言っていたそうです。そこに矢作がもう一発。

「何度も言わせて貰うけど、言うほど上手くねぇつってんの!」

今週のキャッチフレーズ。

 こういうのは、続けてこそナンボだと思うので、これからもちょくちょくやって欲しいですね。一週間に一人ずつとかで。「今週の担当は矢作」とかそういうの。