「ロバートホール」


 今週は新作多めで、短いコントの連発形式。良い感じです。前説はジャネット・ジャクソン。キティーが好きだとか。果てしなくどうでも良い。

 一発目からいきなり新作「ムラカミハニー」。囚われの博士役の上田が、覆面悪役の有田に虐められるのですが、そのやり方が低次元すぎて面白すぎます。カラーコーンを股間につけて「どうだ、段々カラーコーンに見えなくなってきたろ!」。馬鹿すぎる。

 博士の悲鳴を聞きつけて、駆けつけるウェイトレスからキューティーハニースタイルに変身する村上。とりあえず「ブヨブヨ」という擬音がピッタリの姿であります。対岸にいる上田のところへ雲底で渡ろうとするわけですが、妙な奇声を上げながら(「ホォオオオオオー!」「グオオオオーーー!」「ンナァアアアアアーー!」)、一個たりとも進まずに何度も溝に落ちていく村上。驚異的な腕力の無さでした。最後には自分で「タスケテー」って言うし。なんだお前。

 二発目は「TEZZ」。「パトラッシュ!」と言われて吠えながら交尾スタイルになって「見んなって!」。酷い。

 三発目は、「なにわビーナス」。礼二扮する客引きが、くりぃむを誘うコント。礼二の大阪のおっちゃん模写が全開でした。大阪カルトローカルネタ(小枝のモノマネ、大阪パフォーマンスドール、「そやな」等)は流石に殆ど分かりませんでした。

 四発目はゴリラ殺し彦蔵。おぎやはぎ投げ合いのアレです。アグレッシヴおぎやはぎが見られる貴重なコントです。今回は街中で、矢作は一般人。矢作が唾垂らしにビンタ連発と、何だか「仮面ノリダー」思い出しました。最後はいつも通り、ゴリラにぶっ飛ばされる小木。エンディングでの未公開シーンでは、悪いところ打って微動だにしなくなる小木でした。

 五発目は「口臭チーフAD ドラマ編」。AD役の汚い顔の有田の口が臭くて、役者役の上田と女優とADの汚い顔の山崎が臭がるだけのコント。どんなコントだ。そして何故博多弁。

 エンディングでは、何故か村上が映画「キューティーハニー」の告知。お前関係ないだろ。