「ヤングタウン土曜日」

 高橋・道重コンビがお休みなので、あべこうじが期待(?)の若手(??)を紹介する特別編。「何で今、それをヤンタンで……?」と思わずにはいられませんが、「Bコース」「ザ・パンチ」「若月」「増谷キ−トン」(そして一瞬だけ渡辺直美)というやりすぎコージー」ばりの人選で、そんな人らとさんま師匠が絡むという、意外と貴重な放送になっておりました。特にキートンなんてこんなことでも無けりゃ絶対会わないだろさんま師匠と。

 どいつもこいつも芸歴 10 年(若月だけ 6 年)以上なので芸風が安定しており、それ故に一歩踏み込んだアドバイス非常に先輩らしく送っているさんま師匠が非常に印象的。やたらにギャグを連発する Bコースに対して「もし世間に本当に知ってもらおうと思うなら、一つに絞った方が絶対良い」、2 つネタをやって 2 つ共ホモネタという荒技をかましキートンには「最低」「お前、売れる気無いやろ」「干支一周(芸歴が)して辿り着いたのがそこか?」「不時着芸人」と散々に言いつつも、ネタの冒頭で「変態です」と自己紹介したこととふんどし一丁という衣装に対して「(それをやると)お客さんが最初から構えてしまって勿体ない」「普通に入った方がそのネタは活きる」等々、さんま師匠にしては大変珍しく含蓄のある言葉を連発しておりました。

 でも、個人的に一番笑ったのは、ビヨンセの曲を踊るだけ踊って一瞬で帰った(故にラジオでは全く状況が分からない渡辺直美に対してのこのダメ出し。

「あいつ、ラジオやからメイク薄くしとったやろ!?

来週は誰が出るのかな〜?