「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン」

 回を増す毎に、「強烈なオチで笑わせる」ものから「話の組み立てで面白く聞かせる」ものや「全体的にふわ〜っとしてるけど何となくじわじわ来る」感じのものが増えてきて、今回に至ってははほぼ 7 割方そんな話だったような感じ。別に悪いってわけでは勿論なく、寧ろ徳井の猫の話のようにふわ〜っと始まって更にふわ〜っとして終わるという味わい深い話が多かったのでなかなか楽しい回でした。

 ただ、当の本人達はふわ〜っとした感じなのに、画面が変わるととそこには「すげー面白い!!」一辺倒のゲスト達と「尋常じゃなく面白いぜ!!」という殺す気かと聞きたくなるほどハードル上げまくるド派手演出、加えて本番中のゲストのオーバーリアクション等、ひたすらトークスタジオのテンションと宴会ホール(?)のテンションが噛み合って無くて、前回に輪を掛けて気持ち悪かったです。まぁ、キダ・タローすらフツーの人に見えるあの空間はある意味凄いけども。