「ヤングタウン土曜日」

 「リスナーを癒せません」での一幕。

 ここ数週、高橋さんの妙なボケ発言や、ショージさんの妙なボケに対し最大級に心のこもってない相づちをうち続けたことが災いして、とうとう今週「要らんこと言うな!」とショージさんから釘を刺されてしまった道重さん。すると、何故か妙な部分だけは素直な道重さんは、その後さんま師匠から話を振られても睨むだけで黙り

 これにキレたさんま師匠が「喋らなあかんときは喋らなあかんねん!」と至極真っ当な注意をすると、道重さんは

喋っていいのか分からない!!

ある種衝撃的発言をした後、キレてなんと大御所に鉛筆を投げつけます

 お陰で、エンディングはまるまるこの行為に対する説教となったわけですが、いつもは高い声できゃぴきゃぴ響く道重さんの声が、このときは暗く淀んで響く低音ボイスに。「すいません」「後悔してます」と口では謝っていても、その口調はやんちゃした中学生そのものです。

 そして「カチンときた?」という質問に「若干……」と、アイドルなのに大御所芸人に本気でキレたという衝撃告白の後、エンディングでの名乗りに突入。そのときの

道重さゆみでした

の声は、闇に肉薄する低音ボイスで、久々に本気でふてくされている人間の声を聴きました。っていうか、キレんなよ道重さん……。でもちょっとふてくされてる感じがかわいいと思ってしまった僕は末期ですよ。