「日本アカデミー賞授賞式」

 全く観るつもりなかったのに、プレゼンターがくりぃむしちゅー・上田と小池栄子、ってだけでも驚きなのに、壇上インタビュアーが南海キャンディーズ・山里と知ってぶったまげて思わず視聴。

 その人選には確かにぶったまげましたが、山里自体は非常に無難なインタビュアーっぷり(っていうかカンペ丸読み)で、たま〜に俳優の方が多少ボケると山里の方がテンパる(名実共に「女優」として壇上に上がった相方・山崎に対してさえ)という普段のツッコミっぷりからかけ離れた姿が可笑しかったです。

 しかし、そんな中でもほぼ全ての女優に「僕みたいなのと共演するのは……?」とか「僕みたいなのと恋人同士の役とか……」とか訊いていて、インタビュアーとしては大いにアウトだけれど、芸人としては何とか自分の立ち位置を貫こうとしていて非常に律儀だなぁと少し感心致しもしました。終わった後、小池栄子に「カンペ読み過ぎ」「テンパり過ぎ」と真面目なダメ出しを喰らっていましたが、頑張れ山里。

 対して、上田は思った以上にのびのびしていてこれまたびっくり。もっとこういう場では真面目で通すのかと思ってましたが、基本的に裏でのインタビューだけ、という会場に居た山里とは違う気楽さの所為か、ずっと受賞に関して「実感がまだ湧かない」と言い続けた蒼井優さんに対して

KONISHIKI のマラソンより遅いですね

とツッコんで(?)みたり、割と自由そうだったのが印象的で御座いました。この姿を見た有田のコメントが聞きたい……。