「チンパンニュースチャンネル」
今週のゲストは阿部寛。
阿部が席につくと、何故か見つめ合ったまま黙りこくるゴメス。大体 20 秒ぐらい黙っていたでしょうか。先にしびれを切らした阿部が「始まってますか……？」と恐る恐る訊くと、ようやく「いやぁ〜すいません」と喋り出したゴメス。曰く、
「あまりにも Mr. 阿部の目力があったもんで、私つい固まってしまいました」
なんかナタリアを思い出すコメントですな。
更にゴメスは続けて、
「その素晴らしい目、やはり整形ですか？」
何訊いてんだ。
勿論、阿部が「生まれたときからこうです」と答えようが完全に無視して先へ進むゴメス。阿部は「背が高くてカッコイイ」ということで、立って貰うゴメス。更に「横に行ってみてもいいですか？」と言って向かった先は阿部の頭上。曰く
「登っちゃおうこうなったら！！」
「こうなったら」って何？
阿部の頭上が余程楽しいらしく、「高いなー！」と騒ぎながら拍手するわ手を振るわと大はしゃぎのゴメス。その所為か、阿部に対する質問も「（背が高いから）待ち歩いてると私みたいに登ってみようという輩が出てくるんじゃないですか？」等とちょっとオカシイです。
ゴメスを席に戻した後（思いっきり屈ませられる阿部）、今週のラインナップを発表し、「 MC ゴメスのズバリ聞くわよ！」にセットを弄くり回しながら突入（阿部が触ろうとすると黙って阿部の手を叩き落とすゴメス。気に入ってんの？）。最初の質問は「休みの日は何をしている？」という異常にフツーの質問。
休みはジムに行って、主にウォーキングマシンをしているという阿部。そこで用意したウォーキングマシンを使って「ウォーキングぶりを見せてもらう」（ by ゴメス）ことに。しかし、ウォーキングマシンの前方には、何故か台が……。
早速ウォーキングマシンで歩き出す阿部。ゴメスも、謎の台を上って丁度パネルをいじくれる位置に到着。普段の調子（ 6 〜 7 キロ）で歩いているらしい阿部に、ゴメスは「なかなかのウォーキングっぷりですなぁ」等と言いつつパネルを凝視しながら一言、
「 Mr. 阿部は中学校時代、学芸会で爆笑を取ったそうですか、そのときのエピソードを面白くお願いします」
何でここで無茶振り？
言われた通り、歩きながら学芸会の話をしようとする阿部。するとその瞬間、ピピピッと速度上昇のボタンを押すゴメス。どんどん速くなるウォーキングマシンに、戸惑いながらも何とか食らいついている阿部（どんなに速く歩いても頭は微動だにしていないのがスゴイ）に、何故か「歩け歩け！」「頑張れ頑張れ！！」と自分で押した癖に阿部を励まし続けるゴメスは、挙げ句
「歩いて歩いて走っちゃえ！！」
しかし、調子よく速度を上げていたものの、ゴメスが途中「セーフキー」なるものを外してしまい、マシンは急停止。密かに一安心する阿部をよそに、「セーフキーを外すと止まる」ということを学んだゴメスは、再スタートを要請。すぐに阿部がボタンを押してウォーキングを再開させると、ゴメスは
「 Mr. 阿部はご自分で髪を切ってるそうですが、その失敗談で面白い話があるとかないとか？」
だから何で無茶振り？
勿論、その話なんか聞く気なんかあるわけ無く、速度上昇ボタンを押しまくるゴメス。「歩け歩け！」「速く歩きなさい！！」「これが Mr. 阿部のウォーキングですぞーーー！！」と S 全開です。最終的に殆どジョギングのようなスピードになったところで、「ゴメスさん、その黄色いの取って下さい……（セーフキーのこと）」と悲鳴を上げ始め、最後は自らコンベアの外に逃げる阿部。「もう勘弁して下さい」と肩で息する阿部に、ゴメスは
「全く、仕事終わってからジム行って下さいよ」
俳優に体を酷使させんで下さい。
その後、息が上がったまんま映画「アジアンタムブルー」の告知をし、「ごもっともー！」で締め。阿部の「ごもっともー！」がバンザイでは無く前方に掌をパッと開いていたので違和感ありまくりで御座いました。
今日の言葉は「アジアンタムブルー」。
