「役者魂!」

 先々週ぐらいから、「自分はどうしてこれを観続けているんだろう……」という自問自答の日々です。だって全っ然面白くないんだもの……。

 訳の分からん一般人への勝手空想が単なる事情説明に降格した代わりに、やたら詰め込まれた台詞が登場、結果としてテンポは相変わらず悪い。「役者魂!」と言う割に「役者」としての本能寺は全く描かれず、じゃあ「人間みんな何かを演じているんだ!」みたいなテーマがあるかと思えばそんなでもない。では何があるかと言えばドベタな親子劇

 烏山も、本能寺も、子供達も、みーーーーんなステレオタイプな反応・動きをするばかりで全く面白味が無い。結局、このドラマの主人公は誰なんだ。ドラマの中心にあるべき核は何なんだ。分からーーん。全く分からーーーーん。

 と思いつつも、きっと来週も観てしまうんだろうなぁ……どうしてこんなに面白くなりそうな「雰囲気」ばっかりあるんだこのドラマは。勿体ない。空気から何から何までつまんないならとっとと終えるのになー。