「やぐちひとり」

 開始早々、「何で私の誘いを断ったんですか?」と劇団ひとりにクレームを入れる矢口真理さん。

 何でも、この間矢口さんがハロウィンパーティをした際、劇団に誘いのメールを送ったところ、劇団からこのようなメールが返ってきたそうです。

「今回、お誘いどうもありがとうございます。私は性格的にパーティといった物はすごく苦手なので今回は遠慮させて頂きます。」

お前は部下か

 パーティ自体は、矢口さんがコギャルの格好して、他の皆さんも色々な扮装して、一般人芸能人入り交じって楽しかったそうです。劇団は「業界でもない人が(一般人と一緒に)居るのって、ちょっと面倒臭くないの?」と問いますが、矢口さんは「全然。それを気にしてたんですか?」と質問返し。これに劇団、一回否定した後

「友達とハロウィンパーティーやるっていうのがまずアウェイな感じがして

すげーよく分かる。

 で、話は戻って劇団が断った理由を語ります。何でも最初は行く気満々で、スケジュールも空いてたそうなのですが、曰く「何回シミュレーションしても上手く行かなかった」そうで、具体的には

「店の端っこの方で馴染めずにルパン三世の扮装してる自分をさぁ
「恥ずかしそうにバレないようにもみあげピッと取ってみたいな

気持ち悪いぐらいリアリティがありますね。

 劇団的には「扮装と言えばルパン三世」だそうで、そこまでイメージがあったのに行けなかったのは、やはり「馴染めなかったから」とのこと。しかし、このことで劇団はひとつ確信したことがあるとか。上記のメールを送った際、劇団は

やぐっちゃんを許したな、って思ったの

曰く、「ここまで包み隠さず理由を言えた(「仕事があるから」等とは誤魔化さなかった)のは、やぐっちゃんを信じてるから」「これを言っても見捨てられないと思った」「これは光栄に思っていいよ」とのこと。これ軽い告白ですな。お前らもう結婚しちゃえよ!!

 が、矢口さんから「友達の間での春樹さん人気がヤバイ」と聞くやいなや、

「どうだい。もう一回開くってのは?

勿論断られますが、「居るんでしょ、『春樹いいわねぇ』って人が?」「やぐっちゃんのためにも行ってあげないと」「苦手だけど、やぐっちゃんのためにも」と食い下がる劇団。それでも矢口さんが「嫌々ならいいです」と断ると、劇団

「そこまで言うんだったら、お願いします!

この色ボケが。

 後半は、なべやかんをゲストに迎えて特撮映画のお話。ゴジラの鳴き声と足音のルーツ(コントラバスとアンプを蹴飛ばした音)、ガメラの前企画「ネズラ」、「大魔神」に野球選手が(着ぐるみの中に)入っていた話やら、遠近法を利用して人物の大きさを調整したり、カメラに飛行機くくりつけたり、水に片栗粉を投入して爆発を表現したりするアナログな撮影法などを実践する、一部の人達にはテンションの上がるコーナーでした。