ドラマまとめて感想 - バラエティ混じってるよ -

 違うんです。これで済ませちゃえとかそんなん思ってるわけじゃないんです。ホントすいません。「謝んなくたって誰も楽しみにしてねぇよ!」と言われること込みでホントすいません。

のだめカンタービレ

 「歩くコントラバス」の家に訪問するメンバーが、原作の「千秋 & のだめ」から「千秋 & のだめ & 峰 & 真澄」と増量。最初は「画面がうっさい……」と思っていたけれど、結局はそのお陰で、ヴァイオリンマニア父親を責め立てるパートで「ひたすら騒ぐ 3 人」と「ひたすら顔を引きつらせて呆れる千秋」というなかなか素敵なコントラストが味わえたのでこれはこれで OK で御座いました。次回のオーケストラが楽しみじゃ。

 「隠し部屋出現」は、一昔前の「かくし芸」のようで素直に笑った。井上順さんがインディー・ジョーンズのパロディやりだしそうな雰囲気。

役者魂!

 ようやく話が転がって……というか、「マネージャーがあの手この手で大物俳優をノセる」という定型コメディみたいな匂いがし始めて、前半は割と楽しく観たんですが、やっぱり妄想劇場が見事に流れをぶった切り、そんでもって大オチは変な教訓でぐったり。もっとテンポを! 構成を!!

僕の歩く道

 ゆ〜っくり相合い傘する輝明とか、そういう分かり易くグッと来るシーン(もンの凄いストリングス BGM が鳴るシーン)よりも、ロードバイクを見て「ほわぁ〜」みたいな顔してる輝明とか、そういうシーンのが個人的にはグッと来ますな。だから何って話ではないですけど。

14才の母

 未希が「産む」と決意した理由があまりに回りくどくて、正直すぐにはピンと来んかった。しかも、母親の言う「命の危機に瀕することを納得できる理由」では到底無い気も……まぁ、この辺は個人個人で考え方が大きく違うんだろうし、一概に正解が何とは言えないんですけど。

 同級生達の反応と、友達の分かり易い変心っぷりはあまりにはステレオタイプでそこはちょっとげんなり。

うたばん

 ほんのちょっとでしたけど、新曲衣装の田中れいなさんが超ド級にかわいかったことを記しておきます。

 田中さんは個人の趣味なのかそういうプロデュース方針なのか知りませんか、何故かよく髪を結びたがるのですけど、どう考えたって今回のように真っ直ぐ下ろしているのがベストだと思うわ……という僕の持論(持論?)が証明されて嬉しい限りです。いやぁ、かわいいなぁ(気持ち悪い笑顔で)。

 あと、リリメグ出演パートの「おっさん 3 人 + 安」という構図がやたら面白かったっす。中居くんはそこに入っても違和感無いね……。安の歌声は普通に素敵でした。

嫌われ松子の一生

 リタイアしました。

Dr.コトー診療所2006

 はい出たー。「借金苦」「詐欺」「破産」。なんだなんだ、剛利さんがなんか悪いことしたのかよ、と言いたくなる不幸っぷりですな。観ててげんなりじゃよワシは。

 メインの星野夫妻の話は素直にグッと来たし(特にビール飲みながら静かに結婚 28 周年を祝う背中、そしてそれを見守るミナ)、最後のシゲさんの「俺にはコトーしか居ねぇよ……」という呟きもちょっと泣きそうになっただけに、そういう変なドラマチック要素はただ単にドラマへののめり込みを邪魔してるだけに感じてしまうんだよなー。そんな不幸ばっかじゃなくたっていいじゃんかー。