ドラマまとめて感想 - 映画もあるよ -

 先週と同じ理由ですいません。色々と余裕のない人間ですいません。

僕の歩く道

 とにかく個人的に本仮屋ユイカさんの株急上昇。ああいう、軽〜い感じで真理を突いたこと言うキャラが元々好き(「野ブタ」の彰とか)ってのもあるけど、甥に説教臭くなく「輝明おじちゃんはできるよ?」と言ってみたり、悩む甥に重くなりすぎずに「私も貰ったことあるし」と告白してみたり、叱ることを提案する母親にホントにサラッと「信じてあげようよ」とか言ってみたり、かなりグッと来ました。特に「私も貰ったことあるし」って台詞は、全然重くなく、感情的でも無いのに「これまで色々あってこういう風になった」と凄く感じさせて良かったなぁ。ナイスキャラだ。かわいいし(結局そこか)。

 あと、不倫カップルの間にちょこんと座る輝明など、コミカルまでは行かないけど、クスッとできるシーンが増えるのはとても良いことだと思います。

14才の母

 結局、未希の「キリちゃんはそんな人間じゃない」って台詞にどれだけ説得力があるかっつー話。正直、観てる限りのキリちゃんは逆ギレしたり態度が軟弱だったりで全くそうは思えないのが少々痛い。まぁでも、そうやって盲信してることも「中学生としての幼さ」の表現なのかも知れんが。

 雨の中、キリちゃんに「話がある」と乗り込んだときとは別人のような態度の生瀬さんはフツーにカッコ良かったっす。

嫌われ松子の一生

 分からーん。全く分からーん。「いつかは……」と思って観たものの、より分からなくなるばかり。だって今回の松子って、勝手に思い込んで勝手に裏切られて勝手にキレただけですよ。全部引き金引いてるの自分じゃん。アホか。

Dr.コトー診療所2006

 別に大怪我する必要無かったんじゃ……という気は致しますが、今のところ一番好感度の高い回。こういう風に、何でもない日常がゆ〜〜〜っくり流れていく中での小さな事件、みたいな話の方がやっぱり合ってる気はしますがね。蒼井優の貢献度ももの凄かったけども。「欲しがりません。」さんのこのエントリの意味がちょっと分かったような気が致します。

 ただ、来週からはまた色々と大事件がありそうでげんなり。いいじゃんもうそういうの……と思っちゃうのはこのドラマにハマってない証拠なんでしょうか。

家族

 先週完全に書くの忘れてましたが、劇団ひとり目当てで観てます。1 話では本当にちょい役でしたが、2 話では徐々に出番も増えている劇団、これから本筋に関わったりするんでしょうか。楽しみじゃ。っていうか、劇団の「普通の人の演技」って始めて見ました。なんとなく、その内脈絡なく泣くんじゃねぇかという気がして落ち着けません(何故?)。

 本筋の方は、非常にベタな路線で「う〜ん……」という感じなのですが、1 話で手描きの線路で遊ぶ子供とか、今回のタコさんウィンナーとか、グッと来るシーンが結構あるので意外と集中して観られておりますよ。竹野内豊に騙されてるだけかも知れませんけど。

[映画]「デスノート 前編」

 なんかもうダラダラした映画だったなー。メリハリが無いっつーかなんつーか。ここまでオリジナルのアレンジするんだったら、原作からそんないくつもエピソード突っ込まなくたっていいのに。結局、その両方にボリュームを持たせようとしたら、最後の山場に時間掛けられなくなって阿呆のような怒濤の展開で無理矢理締められた印象。もっとスマートに構成できなかったのかなー。リューク( CG の違和感大)は殆ど解説役だし。捜査本部の連中は殆ど背景だし。

 この映画で何の不満も無しに観られたのは、「対面する二人の天才」というラストの「画」だけでした。