「のだめカンタービレ」

 峰と真澄のエピソードをまとめて突っ込んだので少々とっ散らかった印象だったり、瑛太のコメディ演技がいまいちこなれてなかったり(特にツッコミの間の悪さ)、千秋のキャラが若干冷たすぎるんじゃないかとか、気になるところは若干あったけれど、基本的にはテンポも良くて、第一回と同じように非常に好感。

 個人的に特に笑ったのは、千秋に飛びついたのだめが千秋に捌かれて、そのまま転がって絶妙のタイミングで岩に激突するとこ。あそこの緩急は手放しに素晴らしかった。あと、のだめが次々退学届けを捨てるのを意にも介さず、次々新しい紙を取り出す千秋も結構好きでした。

 しかし、殴られ蹴られ、盛大にぶっ飛ばされるのだめは面白いんだけど、今のご時世、「女性に暴力を振るうなんて!」というクレームが来ないかどうか、がどうしても脳裏を過ぎってしまうから嫌なもんですね。関係ないですが。