「やぐちひとり」

 今回で放送 100 回(含スペシャル)、しかも KBS 京都でも放送開始、そんでもってザ・テレビジョンの取材も入って浮かれ気分のやぐちひとり。「このまま全国放送にしよう」と意気込む劇団ひとりは、これまでのネット局の拡大ペースから計算して一言。

「全国になるまで約 4000 回

「いいとも」並っすね……。

 その頃にはかなり年を取って、子供も居るかも、と言う矢口真里さん。そんな矢口さんに、劇団は

子供が継いでるかもしんない

世襲制番組ですか。

 かつて、お蔵入りになったコーナーがあるそう。劇団曰く、「収録中にお蔵が決定」し、それに対して誰も異論が無かったそう。そのコーナーを今夜初公開。

 その内容は、「男 3 人が『お金が盗まれた』と騒いでいて、その中から犯人探し」という例のミニコントで、3 人の内、ひとりが完全に台詞を飛ばすというもの。何度やっても台詞を飛ばし、結局事件がホントに迷宮入りというキレイなオチが付いてお蔵入りになったわけです。

 そのことを詫びるために、その役者・渡部翼さんが謝罪に登場。登場して早々「すいませんでした!」と潔く謝り、リベンジをすべく、同じ台詞をた〜〜〜〜〜〜〜っぷり時間を掛けて(約 2 〜 3 分。オンエア中に。その間やぐちひとりがつなぎトークをするわけですが、覚え方や経験談など役者ぶったトークをする矢口さんに若干イラッとします)覚えた後、再び暗誦することになった渡部さん。

 それだけ時間掛けたのに同じ所で台詞を飛ばすというハプニング(ある意味大正解)がありつつも、なんとか成功。「抑揚つけると覚えやすいんですよね」と相変わらず知った風な口を聞く矢口さんがなんかイラッと来ます。成功を喜ぶ渡部さんに、劇団は喜びながら一言。

「でも成功したところは使いません!

矢口さん「どんなイジワルですかそれ」。

 それにしても、100 回記念のゲストが無名のエキストラ俳優って……そういうとこが大好きだ。200 回目指して頑張って下さい。