「人志松本のすべらない話 7 」

 番組 DVD がヒットして「そこそこ貯金も増えまして……」とほくそ笑む松本に、ジュニアがこんな質問。

「兄さん、結局貯金五十何億になったんですか

何その微妙にリアルな数字。

 というわけで特番第 7 弾。今回のメンバーはお馴染みの松本、ジュニア、宮川大輔と、フットボールアワー・後藤、タカアンドトシ・トシ、東京ダイナマイトハチミツ二郎ドランクドラゴン・塚地、ジパング上陸作戦・チャドと 8 人中 5 人が初登場。ここまで入れ替えてしまうと、正直内容に不安を押さえきれなかったのですが、実際観てみるとインパクトのある話こそありませんでしたが、ちゃんと面白くなっていたので一安心。

 ただ、今回のメンバーのお陰でひとつ分かったことは、この番組に於いては「そこはかとなく面白い話」や「後からジワジワ来る話」は圧倒的に不利なのだな、ということ。まぁ、それは仕方のないことではありますが、「すべらない話」という言葉が指すものは、以外と狭い範囲のものなのだな……と、ほんの少し「これから」に不安が残ったりも致します。

 あと、これは完全に印象の話ですけど、なんか CM 多くないですか。2 つか 3 つのエピソード毎に入ってたような……。ただでさえテンポは悪い番組なんだから、構成ぐらいちゃんとして欲しいんだけどなー。

 個人的に好きだった話は後藤の「おかんが部屋を覗いてきて……」話と、ハチミツの「海外のドラッグストアでごっそり薬を買ったら……」話。チャドの期待通りの飛び道具っぷりも捨て難いですが、やはりこの二つが今思い出してもクスクス笑えます。特に後者は買い物するたびに思い出してヤバいッス。

 次は年末かな。今度もまた総入れ替えで挑んで貰いたいところ。あ、でもケンドーコバヤシは帰ってきて欲しいな。