「くりぃむナントカ SP」

 「ビンカン選手権」+ αなスペシャル。

 この間の予告から絶対にあると信じて疑わなかった「前田アナはこの番組に関係ない」というビンカンポイントが無く、冒頭で上田が僅かに触れようとした以外は誰にも思い出して貰えなかったこの番組の準レギュラー・大木アナがまず哀れでした。そのまま不人気アナウンサー道まっしぐらでお願いします。

 スペシャル自体の内容は、ゴールデン仕様の豪華な仕込みの中(塔を作って倒したり、ヨン様のそっくりさんが壮烈ビンタ喰らったり)、ゆうたろうとか上田兄とかお馴染みの連中を挟み込む気概に感動(感動?)。ゴールデンで観るグルグル周りながらサングラスを外し続けるゆうたろうはなかなか味わい深かったです。それなのに、挟んで貰えない大木アナは面白いぐらいに哀れですね(そうか?)。

 個人的に一番ツボだったのはやはり仕事を選んでる場合じゃない(本人談)加藤茶ハゲオヤジで銅像とか、イジリーや林家ペーと一緒になってニセモノ「ペ」大集合とかも面白かったですけど、一番最初のナイト姿が一番ツボ。ナイトの鎧姿で「えんや〜こらさっ」って踊ったり吐いたりとかお家芸を披露し続ける姿はちょっと新しかったです。

 あと、最後に出てきた「リー・フェス」という韓国女優を演じた 100 % 日本人の人(綾瀬はるか似。名前の由来はフェリス女学院在校だから)は、「韓国女優のなりきりっぷり」も凄かった(ビンタにマジ引きしたり、通訳を介す仕草や笑うタイミングの外し方など)し、普通に人気出そうな人で「番組スタッフの眼力恐るべし……」と思ったりしましたが、その本名が「美馬」と結構珍しい名前だったのが個人的に一番のビンカンポイントでした。二重の驚き。