「魔弾戦記リュウケンドー」

 ある警官が、使命感から魔物に襲われている人(女オペレーター)を助けようとしたものの、すぐにやられ、そこにやって来たリュウケンドーの活躍を見守る羽目に。その警官はリュウケンドーへのジェラシーを滾らせて持っていた傘を捨てて走り去り、そこに現れたレディーゴールドが……みたいな話。

 「ある一般人の嫉妬を利用して各地に被害」という設定は「ウルトラセブン」とかでありそうな感じで凄く面白そうだったんですけど、結局あんまり活かせてたとは思えなかったのは惜しかったなぁ。だって結局、警官自身では何も解決させてないし、最後は力押しだし。もう少しファンタジーな解決方法無かったもんかな。

 まぁ、主人公が「あの人はお前(オペレーター)のことを愛してるんだ!」って勘違いする展開はベタながら面白かったですけどね。「何聞いてたの!?」とかキレておいて土壇場では照れまくるとか、そういう圧倒的な既視感の前でもまぁまぁ楽しめました。