「やぐちひとり」
ルービックキューブ東京大会に出場してきた「春樹一門」こと劇団ひとり、蒲生純一、中村誠治郎の三人。劇団に至っては予選で自己ベストタイム( 42 秒)を叩きだしたものの、結果は劇団が 68 位、蒲生が 88 位、 80 位と全員惨敗で予選通過ならず。なんでも予選通過タイムは 24 秒代だそうです。うわぁ……。
試合を振り返って、「タイムを意識したのは最近」と熱く語り合う男 3 人の横で苦笑するばかりの矢口真里さん。「これ(キューブ)について語ってるんですよね? 今の政治とかじゃなくて」と呆れる矢口さんに、男三人(というか劇団と蒲生)は「有る意味政治みたいなもの」と反論。
劇団曰く、「何故キューブを回すのか」という問いは
「あなた仕事して恋をして、何になるんですか?」っていう問いと
「キューブ回して何になるんですか?」っていう問いは
結局同等のクエスチョンなんだよ
騙されん騙されん。
そんな感じで熱く語った後、急に神妙な面持ちになり、ルービックキューブ引退を涙ながらに宣言する劇団。そんな劇団に「ここで辞めていいんですか!?」となんとか引き留めようと叫び続ける蒲生に、劇団
「飽きたんだよっ!!」
曰く、キューブに時間取られすぎて「ドラクエ 8 だってクリアしてないんだから!!」だそうです。どれだけキューブに熱中してたかよく分かりますね(そうか)。
そこで、今まで狩った認定書はこちらで処分する(具体的にはシュレッダー)と言う劇団。当然抗議する二人。そこで、認定書を賭けた引退試合を宣言する劇団。そこで、矢口さんから発表された対戦表は以下。
中村……ルービックキューブ六面完成
劇団……カレー、お寿司、中華丼早食い
蒲生……腕立て 100 回
あれ?
この「ルービックキューブ引退試合」なのにルービックキューブをやらないという革新的すぎる対決の理由として矢口さんは、「ルービックキューブの順位は見えてる」から
「じゃあ、それでいいんじゃないかと。」
お前最悪だな。
早速用意されたそれぞれの課題を前に、劇団は「 100 回はキツイ」と訴える蒲生に
「じゃあ、 150 回で」
蒲生「何で増やしてんですか!?」
「ハンデ下さいよ、基準が分からないけど」と訴える劇団は、更に中村のルービックキューブを二個にしますが、それでも蒲生は大反対。そこで、間を取り持つために矢口さんが
「じゃあ間を取って 120 回で」
蒲生「何の!?」。いつの間にかツッコミキャラだよ蒲生。
結局、やぐちひとりに押し切られる形で「 120 回」に決まった蒲生。が、いざ対決に入るとダントツの早さで劇団が完食。更に中村が二個完成した時点で蒲生は残り 20 回。そこで蒲生は叫ぶ!
「 100 で丁度良かったんじゃんやっぱり!!!」
そんな蒲生に劇団が!!
「何で無理言ったんスか?」
酷すぎる……。
そして、ようやく 120 回の腕立てを終えた蒲生の口は、地面に勢いよく顔を叩き付けたために流血で真っ赤に染まっているのでした。何そのグロテスク。
そんな死闘を終えた三人を前に、矢口さんは締めの一言、
「キュービックルーブ最後の……」
しかし、「私何にも間違ってませんけど?」な非常に腹立つ顔の矢口さんに、劇団は言われた通り、締めの一言。
このパートに付いていたテロップ「矢口 ルービックキューブにいかに興味がなかったか」。矢口さんは酷い奴だ。