「やぐちひとり」
とうとう映画検定を受けてきた劇団ひとり。一日で 4 級と 3 級を受験したそうですが、当日の映像では事前には自信満々だったのにも関わらず、試験後は「勘が当たってれば……」と猛烈に弱気に。挙げ句
「もう運試しです」
などと言う始末。
更に、「 4 級の問題を復習」ということで試しに矢口真里さんが問題を出してみると、見事不正解。「俺の勘、ヤバイね……」と一気に不安になる劇団でしたが、それでもどれくらい勘が当たってれば合格か、を必死で計算したところ、勘で答えた 22 問の内、 4 問が正解していれば合格とのこと。
というわけで、いざ正解数発表。60 問中 42 問(つまり 7 割)正解していれば合格のところ、劇団の成績は 42 問正解。見事なぐらいギリギリ合格でありました。おめでとうございます。
見事合格したので、以前の約束通り、矢口さんの「相談員」の札を奪取する劇団。しかし、矢口さんは「まだ勝負してないですもん」と抗議しますが、劇団にテキトーにあしらわれて終了。そんなわけで、矢口さん
「映画検定 4 級の MC がお送りするエンターテイメント情報番組、スタートです」
因みに 3 級は 36 問正解で不合格。ちゅ……中途半端なエンターテイメント情報番組……っ!
後半は「ホラー川柳」。審査員ゲストは「神の左手 悪魔の右手」主演の渋谷飛鳥。まず最初に心霊話で盛り上がる……予定が、劇団が「霊感強い子って冷めない?」と提言。その理由は
「まだ車で 30 分掛かるのに『ちょっとごめん、気持ち悪いんだけど』とか」
同意。
次にコックリさんの話題。渋谷が学校でコックリさんをやると、どう考えても相手が動かしてると思うときがある、と言う劇団は「俺は動かしてたよ」と告白。例えば「好きな子を教えてください」というお題(?)のときは、勿論自分の想う子を名前になるよう動かして
「コックリさんが言うからしょうがねぇ、みたいな」
小さい……。
ここら辺でセットチェンジ。と言っても、それぞれ頭飾り被っただけですが。矢口さんのに人形が付いてコウモリが飛んでたり、劇団のにナイフ刺さって赤い毛糸が死ぬほど貼ってあったり、渋谷のにはでっかいハサミが刺さってたりと、若干豪華になっております。勿論全部紙製。更に、審査方法は渋谷の表情という、これまた安上がり也。
「気が付かず 履いたスリッパ ゴキがいた」という川柳に、「これ経験あるもん」と言う劇団。「履いた時点でもう逝っちゃってんだよね」「トントン、ってやったらグチャアって」と悪寒の走る経験談を話した後、「あいつらはこの世の中に全く必要ない」「食物連鎖に入ってないと思う」とゴキブリを熱烈に糾弾。その締めに
「だから、ドンドン死ねば良いと思ってる!」
戦争ですね。
「キレイな娘 声を掛けたら 私のこと見えるんだ」という川柳を読んだ後、アホみたいな顔で「今の読み方、巧くないッスかぁ!?」とひとり勝手にはしゃぐ劇団。最初は普通に聞いてたのに、それを聞いた瞬間ドン引きする劇団、
「『私の読み方誉めろ』みたいなさぁ……」
すると、矢口さんは「劇団が珍しく感心してた」と猛烈に主張。これに何故か照れ笑いの劇団でした。この仲良しさんめ。
次は、何故か「あるあるホラーです」という前書きが付いて、「爆笑と 聞かされた話 3 回目」。劇団は「ホラー川柳でもなんでもないじゃん!」と当然の指摘をし、そんでもって
「ジャンプの後ろの方だろ」
しかも点数低い方ね。
この状況を「しかも偉い人」と更に設定を深める劇団。それに苦笑いという審査表情を示した渋谷に対し、「言っちゃいますね」と言う矢口さん。しかし、更に劇団が「相手がすっごい偉い MC とかでも?」「パネラーで横に居て『 3 回目です』って言える?」と設定を深めると、矢口さん
「それは言えない……」
うむ、正直者。
「あかんぺ〜 かわいいあの娘の 舌汚い」という川柳で、「ベ〜ってやったら真っ黄色なの」と変に盛り上がる一同。その評価として渋谷、
「オモシロイって欄作りたいですよね」
「ホラー川柳」言うてんのに。
渋谷が選ぶ最優秀作品は「キレイな娘 声を掛けたら 私のこと見えるんだ」に決定。そこで、優秀作品を渋谷に読んで貰うと、劇団
「やぐっちゃんが霞んで見える!」
相談員でも無くなっちゃったし、いよいよ危機ですね(何が?)。