「下北サンデーズ」

 うむ、おかっぱ!!(?)

 というわけで、特に前半は「上戸彩のおかっぱを鑑賞する時間」(トイレで「私ってド素人〜! 私って絡み辛い〜!」って泣くとことか良かった)になりかけてたわけですが、上戸が黒子になった辺りで徐々にグイグイ来て、牛乳おじさんからコーヒー牛乳贈られる辺りには普通に引き込まれておりました。

 ああいう、「一人の失敗が転がっていって結果成功」みたいな話が元々好きなのもありますが、「雪を降らそうとしてバケツごと」とか「刀渡そうとしたらごぼう」とか、いちいちネタがベタなのがツボ。最後鼻血だしね。

 ただ、その部分が実は今回の本筋に殆ど絡んでないので、全編を通すとどうもイマイチな印象。なんだろうなぁ、終盤になると急に説教じみちゃうからだろうか。上手くキャラが転がってるときに話が進まないので、なんかもどかしいのですね。あのテンポでずっと進んでくれたらいいのに。