「ヤングタウン土曜日」
オープニング
折角アル・パチーノのTシャツを着てきたのに、藤本美貴・高橋愛さんに「それ誰ですか?」と言われてショックで受けたというさんま師匠。まぁ、この年でアル・パチーノのファンはなかなか居ないとは思いますけど、名前ぐらいはね。そんな二人に、人生で観た映画は「Uボート」だけなショージさんは怒って一言。
「せめて『うれチーノ』ぐらい言えよ」
もっと怒られますよ。
「『映画が好き』とか言う癖に知らないなんて信じられない」と、至極当然の疑問を口にするさんま師匠でしたが、当の藤本さんはそう言われても「映画好きですよー」とほざきます。お前、矢口真里さんと同じタイプだな。その答えに呆れ返ったさんま師匠は
「お前、『セント・オブ・ウーマンの香り』観ろ!!」
と宣告。そして、その映画の 1 シーンを再現。
「ウゥッ! ハァッッ!!」
分かんねぇよ。
この後、さんま師匠はあらすじに加え、オチまで詳細に解説してしまうのですが、結局最後までこれが何のシーンかは説明されず終いでありました。
……さて、お気付きの方も多いかと思いますが、このさんま師匠がオススメしている映画。正確なタイトルは「セント・オブ・ウーマン / 夢の香り」です。微妙な違いではありますが、さんま師匠、勧めるならタイトルぐらい正確に覚えといて下さい……。
前略のコーナー
「ハロー!モーニング。」(友近の回)にて藤本さんが「女は守られるより攻められたい」と発言したことに絡めて、藤本さんと高橋さんに「どちらが良いか?」という質問が到着。さんま師匠は「二人とも攻められたい」「ついていくタイプ」と断言、二人も同意します。
が、高橋さんに関しては藤本さんも爆笑混じりで「ついていかなそう〜!」と発言、さんま師匠も
「『ついてこい!』『はい』って言っといてついてこないタイプ」
曰く「大竹しのぶ派」だそうです。良かったね(?)。
そして、こんな話のとき恒例な、この発言するさんま師匠。
「ミキティは俺が 25 〜 26 ならとっくに抱かれてるよな」
ショージさん「うわ! かわいそ!!」。
正直もうツッコむ気もしませんが、「帰ってから『さんまさんが若かったらな〜』とか思うやろ!?」とかほざき続けるさんま師匠。なまじ藤本さんが「思いますよー」「 50 歳でこのさんまさんなら、25 〜 26 歳なら凄い人気あったって分かりますもん」とおだてるもんだから余計に調子に乗るさんま師匠。
何でも今、さんま師匠はマスコミで「第三期黄金時代」と言われてるそうで(聞いたことないですけど……)、藤本さんの発言で調子乗ったついでに、「第一期黄金時代」である「ヤングOH!」の時代を思い出すさんま師匠。
「『貴様それでも軍人か!』でどかーん!」
「『お前アホか!』でどかーん!」
「終わったら『お前、ちょっと来〜い!』『どういう気やお前は〜!』『何であんなこと言うね〜ん!』」
玉井さん「天国と地獄が共存してたんですね」。三枝師匠、地獄扱い。
さんま師匠曰く、その頃に会ってたら藤本さんは既に抱かれていて、高橋さんは手紙で藤本さんに「私も好きだったのに」と書いてたそうです。そんな哀しくなってくるような妄想でひとしきり浮かれた後、ふと我に返ったのか、静かな声でさんま師匠は一言、
「過去のこと喋り出すとあかんらしいね、人として」
気付いてたんかい。
藤本さんがラジオで、誕生日に松浦亜弥さんやファンからプレゼントを貰ったことは話した癖に、さんま師匠から貰った話はしなかった、というチクリメールが到着。この報告文がなかなか面白くて
「もし、この放送をさんまさんが聴いていたら
『松っちゃん、俺、芸名『あやや』に変えたっけ?』
『いえ、師匠はずっと明石家さんまでございます』
という会話がなされたと思います」
秀逸。
藤本さんは、「ちょっとずつ話してるんです」と言い訳しますが、ショージさんは
「ネタ少ないんか?」
さんま師匠「お前、小梅太夫か。摩邪か。不良の京子か」。何でそんなエンタ芸人詳しいんだよ。
そんな恩知らずな藤本さんにはニューヨーク土産をあげないことにしたさんま師匠。高橋さんだけに「靴とTシャツ」プレゼントの約束(果たされるかは別にして)をするさんま師匠に、藤本さんは
「私の方が言いますよ」
ヤラしいよフジモン。
5 月 28 日に 51 歳になられるショージさん。そこで、リスナーから「斉藤アナとの食事会、坂本冬美とのゴルフ、もし同じ日にあったらどっちを選びますか?」という質問が到着。最初は「どっちも」と答えたショージさんでしたが、「どっちかで言ったら」と改めて質問されて一言。
「(ゴルフだったら)プレイ費出してくれますか?」
そこの心配かよ。
ジミー大西の偽物が出現、贋作を売りつけて数百万儲けたという話に関連して、「自分は絶対ジミーの絵なんかお金出して買わない」と言うさんま師匠。その理由は「ジミーが 18 の頃から知っているから」というもので、「そもそも出会いが……」とジミーの初対面を回想。
「階段の手すりにちんちん結びつけられてた」
なんでも、中田ボタンに怒られてたこ糸で結ばれてたんだそうです。それをさんま師匠とショージさんがほどいてあげたことがきっかけで(さんま師匠曰く「野良犬に餌をあげてしまった」)付き合いが始まったんだとか。どちらにしろ、ちんちん結ばれてる奴の絵は確かに嫌だな。
「ヘキサゴン」にて、「明石家さんまになれるなら、10 年寿命が縮んでもいい」と次長課長・河本が言っていたそう。それに関連して、ヤンタンメンバーも「誰になれるなら、何年寿命を払えるか?」と考えることに。
藤本さんは「クリスティーナ・アギレラ」、高橋さんは「ジョニー・デップ」(曰く「デンジャラスな感じが」。分かんねぇよ)、玉井さんは「師匠かウッズになれるなら、残り 1 年でも良い」、ショージさんは「シロクマ」(曰く「氷の下を潜りたい」。さんま師匠「ならんでも頑張ったら潜れるよ」)と、それぞれ答えます。
そしてさんま師匠は、最初「マイケル・ジョーダン」で考え始めますが、少し考えた後一言。
「いや、俺の方が面白いな」
そこで競うのかよ。
今、次長課長は凄い人気。「から騒ぎ」で来たときや、舞台でも大人気なんだそうです。そこで、「お前らが好きな芸人は?」と二人に問うさんま師匠。高橋さんはいつものように考え込んだまま黙ってしまい、さんま師匠がキレかけたときに無理矢理「アンガールズ!」と答える始末でしたが、藤本さんは「おぎやはぎさんとか好きです」と回答。
その理由として「コンビ愛」を挙げ
「『小木の方が凄いよぉ』とか『いや矢作の方が凄いよぉ』とか、何を言い合ってるんだろうって」
それは言わないお約束。
ヤン土ボケ講座 featuring ショージ
最後のお題のみ「まぁまぁええか、ってとこ」という微妙な評価を貰ったものの、全体としては「今日もダメ」。
リスナーを癒せませんのコーナー
順番を決めるじゃんけんで勝った高橋さん。高橋さんは意気揚々と「後にします!」と宣言しますが、さんま師匠と目が合った瞬間に「先に行きます……」と変更してしまいます。
これにさんま師匠爆笑。ショージさんは「いいねんで、高橋自分の気持ちで。後がええねんな?」とお爺ちゃんモード突入。それでも「後がよくないです……」と沈み気味の高橋さんにさんま師匠は「そういうご機嫌取り嫌いやねん!」と一喝。
が、高橋さんは尚も低い声のまま、
「だってため息つかれたら嫌じゃないですか……」
せ……切ない……。
結局、「後になって良かったな、って言うように頑張れ」というショージさんの励まし(?)を受け、希望通り後攻になった高橋さん。そして、頑張った結果、さんま師匠から与えられた評価は
「ま、ファンは喜んどんな」
あれ? そういうコーナーじゃねぇの?
同じく、藤本さんの評価もイマイチで、二人まとめでさんま師匠はこう評価。
「お前ら、エロの破れ太鼓や」
分かり難い!
カラオケBOXさんちゃま
「どんぐりころころ」の替え歌で「ショージがコソコソ」。歌ったのは高橋さんでしたが、「♪次課長と一緒に食事会」という歌詞を
「♪じかちょといっちょにちょくちかい」
と歌ってしまったことにさんま師匠は「何かわいらしいイメージで売り出そうとしてんの?」と文句を付けます。その横で藤本さんは
「いいなぁ〜」
何が?
散々さんま師匠に弄くられたため、高橋さんはこう言い訳。
「私、チ行が苦手なんですね」
あぁ?
エンディング
もうすぐサッカーワールドカップ。日本がもし予選敗退した場合、日本戦はたったの 3 試合。他の試合はどうせサッカーファンしか観ないだろうと言うさんま師匠は、二人にも「お前らもどうせ観ないでしょ? 観たって話聞かないし」と言います。
すると藤本さんは
「観ますけどぉ……さんまさんの前では話さないようにしてます」
心得ておるね。
理由は勿論「怒られるから」ですが、さんま師匠は「それが勉強になるんやんか!」と主張。ついでに、何でもさんま師匠、土曜深夜にやってるフットサルの番組を観たそうで(!)、「お前もよく走っとったアホみたいに」「いつもと違う感じで爽やかに走ってましたよ」と誉めてんだか貶してんだかよく分かんない感想を述べます。
今回のワールドカップでは、ジダン、ベッカム、ロナウド等は、最後のワールドカップになる可能性が高いというさんま師匠。更に「デルピエロは確実に最後」と言うと、ショージさんは「うわぁ〜」と低い悲鳴のような声を上げて
「よろしく言うといて下さい」
どういう繋がりだよ。