「お笑い圧力団体」

 次長課長ブラックマヨネーズ野性爆弾スピードワゴン東京ダイナマイトチュートリアル諸岡立身の合同舞台(?)番組。まず各組がネタ見せをし、最後は次長課長・河本、ブラックマヨネーズ・吉田、野性爆弾・城野、スピードワゴン・小沢、東京ダイナマイトハチミツ二郎チュートリアル・徳井が諸岡に次々「色んな死刑の仕方」をふっかける合同コント。

 ネタ見せの方はどれも面白かったですけど、ひとつ気になるのは東京ダイナマイト次長課長。最近、テレビで観ると東京ダイナマイトは「エクササイズ」か今回もやった「葬式」、次長課長は「不動産屋」か「お見合い」、絶対にどちらかなのがちょっと残念。まぁ、それで面白いから別に良いのですけど、たまには別のも観たいと思ってしまうのが視聴者というもの。スピードワゴンが久しぶりに「あたし認めない」が入るネタやってたから余計にそう思いました。

 他では、チュートリアルブラックマヨネーズはもうハズレ無し、野性爆弾は全く訳分かんないネタ(ざっと説明すると「刀を持った座敷童子が三味線を持ってる男のところに来て暴れて最終的に切り捨てる」)なのにしっかりウケてたのが印象的。

 合同コントは完全に諸岡の独壇場。「肩からジェット噴射」だの「ラーメン喰ってたらバッタの大群が来襲」だの「虫眼鏡で出来たメガネをかけて太陽を見る」だの「 5 センチ間隔で並んだピアノ線を時速 100 キロで通り抜ける」だの、周りからふっかけられる訳の分からない「死刑」を次々再現していく様はちょっとした奇跡でした。あぁ、面白かった。