「ヤングタウン土曜日」

オープニング

 人生の発熱記録を、最近更新したというさんま師匠。その日行ったとこが、凄く風の強いゴルフ場。その近くに養鶏場があったことから、本人が推測するところによると

鳥インフルエンザなんです

因みに、出た熱は 37 度 5 分。なんかもうあんた面倒臭い

 そんな発熱にうなされながら、あちこちに電話したものの、二千翔さんは留守電、いまるさんに至っては「そんなことより約束したTシャツ送って」という具合に、誰にも心配されなかった……とさんま師匠が語ると、どこからともなく何故かこんなオカマの声が。

「えー! あたしに連絡くれれば良かったのにぃー!

さんま師匠はこの声を無視して話を続けようとしますが、「かわいい!」「もう心配! 心配心配!」「暑かった?」「ポッポッポッってした?」と流れ無視で喋り続けるそのカマの声。流石に無視できなくなって、さんま師匠は静かに

「カマ、まだ紹介する前やから……

そんなわけで、今週はショージさんがお休みの代わりに、あのトミーが登場です。

 話を戻すと、さんま師匠は「鳥インフルエンザだから鶏肉を食べれば良い」という猛獣の発想(by 玉井さん)で

「鶏肉をジキニンで炒めたんです

「俺の発想やったらいける」ということで、不味かったけど治ったそうです。誰かこの人に精密検査勧めてー

 「紹介するから」と言われつつ、紹介される前から騒ぎに騒ぎまくるトミー。「炒まっちゃうー!」「イヤーン!」「私イソジンちゃん!!」と意味のあるなし関係無しに散々騒いだものの、「肌がキレイ」と誉められて「女性ホルモンがいっぱいなのかしら」と口走ったときだけは流石に我に返って

自分で言ってて気持ち悪い……

しかし、本人曰く「お尻の方がキレイ」だそうで、トミーのケツ丸出し写真がオフィス事務所(さんま師匠の事務所)に飾ってあって、税務署の人がドン引きしたそうです。お前の恥ずかしがるポイントが分からん。

 トミー曰く「何でも拾ってくれるスーパーキャッチャー(だから何でも好き勝手に言う)」のさんま師匠と、さんま師匠曰く「スーパーカマっちゃん」トミーが揃えばやることは一つ、と言わんばかりにコンビ芸連発する二人。特に「こいつ、やっと花咲いたのよ〜」「…………パッ(顔に花が咲きます)」をしたときには、高橋愛さんと藤本美貴さん「本物だー!」と大喜び。藤本さんに至っては

やっと観れた感じがします

伝説の人?

 そういうわけで、軽くトミーの過去の経歴(ジャニーズに在籍してたとか、松田聖子田原俊彦のCMに友達役として肩だけ映ったとか、たまに男になるとか)をおさらいした後、「それ天然パーマなの?」「伸ばしたらどうなるの?」というさんま師匠のフリ対して

バッハみたいになっちゃうの!

をトミーが炸裂させたところでオープニング終了。本日の放送、ずっとこんな感じです

前略のコーナー

 約 5 年振りに登場のトミー。始まった途端に「ヒュー!」と高橋さんと藤本さんと一緒になって騒いで、いきなりさんま師匠に「うるさい!」と怒られるトミー。が、それでもめげないトミーは高橋さんにこんな説明。

これがチャンス!

何のだよ。

 因みに、前回出たときも今回のようにハイテンションで挑み、若かりし日のカントリー娘のあさみさんをドン引きさせておりました。さんま師匠曰く、「半分以上今日と同じネタ」。

 所属タレントの釈由美子には、逐一連絡を取り合って甘えさせっ放し(たまに釈に「さんまさんと私どっちが大事なの?」って言われるらしい)にした方が伸びるとか、山本梓にはちょっと厳しくお説教した方が伸びる等、自社タレント育成に関しては真面目社長なトミー。

 しかし、ここまで来るのに、今まで推してたタレントが男作って失踪したり、男に温泉連れて行かれてダメになったり(因みにそいつは今、ライブドアの広報で、入社した途端に逮捕劇が始まったという生粋の疫病神)、険しすぎる道を今まで歩いてきたトミー。

 そんなときに「心の支えになってくれた」のがさんま師匠だそうで、その恩に報いるため、トミーはこういう計画を立てているそうです。

前方後円墳のお墓を作って埴輪で入るの

ごめん、全く意味分かんないよトミー

 この後、トミーの持ちギャグ(?)「墓ならエジプトに行け!」「ピラミッドー! スフィンクスー! ………エラ付き」が炸裂。これを興味津々な目で見ていたらしい高橋さんに、トミーは「さんちゃまが教えてくれたの」「私はさんちゃま人造人間」「サイボーグじゃないの、サンボーなの」と訳の分からない説明を連発した後、静かに

何でも言ってみればいいのよ

見習っちゃダメよ。

 モーニング娘の大阪公演で、高橋さんが約束のヤンタンネタをちゃあんとやってくれたという報告が到着。……が、「あなたたち、愛ちゃんとミキティなんだ!」「ノーメイクでも綺麗!」とリスナーには全然分からないとこで突然騒ぎ出すトミー。締め括りは

「人気者じゃないあなたたちぃ〜、何でこんなとこに居るのぉ〜?

こらこら。

 でも、トミー曰くさんま師匠はもっと人気者だそうで、六本木の交差点では会う外国人会う外国人に「ボビー!」と声を掛け、若い女性はその場で震えるんだそうです。その昔、まだまともだった頃のトミーもそんな状態だったそうで、女と待ち合わせすれば通行人が集まってきたんだとか。

 そんな人気者だった頃、開いたコンサートは「のきんコンサート」。因みにトミーが在籍してたのは「ジャPAニーズ」です。トミー曰く、

「『たのきんコンサート』の『ト』がトミーの『ト』

こんなもの凄い方便も、「(そんな話したら)のきんの説明からせなあかんやろ」と怒られて敢え無く終了。ションボりするトミーに、思わず藤本さんも

可哀想……

染まっちゃダメよ。

 紺野あさ美さんと小川麻琴さんの卒業報告が到着。が、メールを読んだ後のさんま師匠の第一声が

クビ?

だった上に、トミーのお陰で全然しんみりしないこの話。

 トミーは何か話す度に「あたしもそうだったの」とモーニング娘ジャPAニーズを一緒にしようとする上に、トミーが「あ〜……」と呟くたびにさんま師匠が「♪だから今夜だけは〜」と歌うというパターン芸をやりまくるため、その内何の話か良く分かんなくなる始末。

 更に、「暫くアイドル辞めると頭蓋骨がミリミリミリって太ってくる」ともの凄い持論をトミーが展開したため、なんかもうよく分かんない感じに。なんとか軌道修正して、藤本さんと高橋さんから詳しい予定を聞き、さんま師匠が「(こういう決断は)羨ましい」とコメントしても、トミーが「私も行きたかった」と同調したためにさんま師匠が「エジプトに?」と振ってしまって話は明後日の方向へ行ってしまうのでした。こんな人らでごめんなさい。

 キャバクラで男らしくすると、さんま師匠に面白くないと怒られるというトミー。これをトミーは「俺の前ではオカマでいろ」という命令、と捉えているそうですが、さんま師匠は「じゃあ来なければいい」と至極当然の指摘をします。しかし、トミーは「私行かなかったら面白くないじゃな〜い」と全く通用せず、続けて

「わたし、ポワゾン

こんな感じで、どんどん存在自体がカオスになっていくトミー。これはトミー自身も自覚しているらしく、トミーの一挙手一投足を注視している高橋さんに、トミーはそっとアドバイス

こういうのも扱えなきゃダメなのよ

こんなのをもう 26 年扱ってるさんま師匠です。

 そんな感じで、店に行っても口説くより笑わすこと優先しているため、かつて店で騒ぎまくって近くに居た怖いおっさん達に「うるさい」と脅かされたことがあるさんま師匠一行。そのときのことを振り返って「静かにするのかな、と思ったら倍以上五月蠅くなった」と言うトミー。

 しかし、最初は怖がったトミーも「今日死んでもいい」と一緒になって頑張って騒いで、バニーちゃんや黒服の兄ちゃん、果ては弾き語りのお姉ちゃんまで笑わせて、根負けした怖いおっさん達はすごすご帰っていったそう。そのことを振り返って、トミーは一言。

私たちのトークが勝ったの

最強。

 因みにその後、さんま師匠一行は同店で帰る客全員と目が合う席に回されるようになったそうですが、そこでもお客の見送りに来たホステスを次々指名しては即帰すという行動を繰り返しているそうです。あんたら、いつになったら落ち着くんですか……。

教えてトミー!

 ショージさんが休みなので、ヤン娘の二人がトミーに質問をする特別コーナー。

 高橋さんの質問は「気の利いたコメントを言うにはどうしたらいいか?」という割とマジな質問。トミーの答えは「まず、かわいい路線で行くかバラエティ路線で行くか決める」「バラエティで行くなら、自信を持って沢山喋る」「沢山喋れば残してくれるから」とこちらも割とマジな回答。まとめて曰く、

ユーがキャンしなきゃどうするのー

はぁ?

 藤本さんの質問は「キレのあるダンスをするにはどうしたらいいか?」。かつては太陽とシスコムーンの振り付けもしてたトミーの回答は、実演を交えて(ラジオなのに)「モー娘ちゃんの踊りでは、個人が余計な動きしちゃダメ。自分達の動きがあるからそれを追求した方が良い」というものですが、さんま師匠は「他の子と違うことした方が良い」と反論。

 「団体でキチッとやる。その中でどこが違うかと言えばフェーイス」と主張するトミーと、「他より少し遅れてキメて前に出る」「何気なく踊ってる方がカッコイイ」と主張するさんま師匠で意見は平行線。結局、一応「センターになったときはそういう風にすればいい」という折衷案で落ち着きました。

 この論争(?)が終わった後、トミーはさんま師匠に感心して一言。

寝癖がかわいい〜

もう勝手にしてくれ。

リスナーを癒せませんのコーナー

 いつもと違って、藤本さんや高橋さんが演じた後、トミーがお手本を見せるという、藤本さんや高橋さん目当てに聞いてる人にとっては地獄絵図のようだったろう今回。

 当然のように絶好調のトミーに対し、いつものように微妙な出来が続く二人。高橋さんに至っては、さんま師匠に「なめてんのか!」とキレられて、こんな言い訳。

摂取しようと思って

すんなすんなそんなもん。

カラオケBOXさんちゃま

 「エロチカセブン」の替え歌で「エロチカさんま」。玉井さんが歌ってる間、「健ちゃーん!」「イェーイ!」「イヤーン!!」と飲み会のようなハイテンションで合いの手を入れまくるトミーと、完全にカマに染まっちゃった藤本さんと高橋さん。

 なんとなく、ここだけ聞くと、全員アルコールが入ってるようにしか思えません

エンディング

 トミーの感想として、「もっと女っぽい人かと思ってました」という藤本さん。因みにトミーは、見た目だけで言うと天然パーマも普通のおっさんです。黙ってれば、ちょっと村上龍に似てるかも? 高橋さんも「これからは話をされても分かる」とお喜びの様子。

 話を聞いていて、実際会ってみるとイメージダウンする有名人が多い中、トミーは二人にとって大ヒットだったらしく、藤本さんは「これだぁ!! って感じです」と述べます。この言葉を聞いたトミーは、もの凄い大声

ウレチーーーーーー!!!

また 5 年後にお会いしましょう。