「さんま・福澤のホンマでっか!?ニュースSP」
一応、月一ゴールデン特番として生まれ変わった「お台場明石城」の筈なんですけど、そんな雰囲気ゼロ。「お台場明石城」の「お」の字も出てきやしねぇ。くっそう、高橋プロデューサーめ。気の利かねぇ奴だ。
形式はほぼ一緒なものの、評論家・審査員共に人数は倍加。審査員の面子は柴田理恵、梨花、若槻千夏、東野幸治、ビビる大木、北村総一朗、矢口真里、麻木久仁子。評論家陣は、森本敏、テレンス・リー、宮崎哲弥、宮塚利雄、お馴染み佐藤治彦、北芝健、井上公造。
しかし、どうなんだろうなぁ、これ。この「ホンマでっか!?ニュース」が面白いときって、あるテーマに対して評論家達が真面目な話して、途中で佐藤さんがごちゃごちゃにしちゃって、そのツッコミついでに他の評論家が新たな論を出して、すると佐藤さんが無意味な対抗心出して、またツッコミついでに……ってコンボが決まったときだと思うんですよ。
そう言う意味では、佐藤さんの調子が良かった(さんま師匠にツッコまれて「そりゃそうですよね」は良かった)所為か、前回よりも随分マシになってたんですけど、今度は評論家が多すぎて、そういう流れよりも普通の「評論家の話を聞く番組」になっちゃってるのはどう捉えたもんでしょうか。審査員席に、柴田理恵とかの意味のない質問魔や、若槻千夏を筆頭とする壮絶なる無知が勢揃いしてたお陰で、その要素がより強くなっちゃった感あり。
まぁ、若槻は北朝鮮評論家の宮塚利雄(殆どマスコットキャラクター化)の事務所訪問レポートでいい仕事してたから別にしても、審査員席は東野と大木、オマケで若槻で過不足無い感じだと思うのですよね。それ以上居ると、単に画面も音声も五月蠅いだけのような気がします。
後半の安倍官房長官大ヨイショ大会は、まぁ多分色んな思惑あるんでしょうけど、官房長官が直々に若槻に仕事の説明したところは非常に意義あったんじゃないでしょうか。こういう場面こそ、この手の番組が量産すべき場面なんですけど……ん〜……。
武田始め、この番組製作に関わった人たちにはにはもうちょっと単純に考えて欲しい、と個人的には思うのでした。まぁ、そう単純なもんじゃないんでしょうけど。あと、ブタのぬいぐるみにアフレコするだけの南海キャンディーズ意味無さ過ぎ。