「ヤングタウン土曜日」

オープニング

 何故かいきなり苦笑のさんま師匠。その理由は、本番前にショージさんが今回のゲストの田中れいなさんに「痩せたね」と声を掛けたところ、何故か「太りました」という返事をされ、フォローのつもりでさんま師匠が「 8 ヶ月前はもう少し太ってたよなー」と言ったところ、今度は「小川麻琴さんと間違ってます」と言われてしまったのが原因だそうです。小川さん、完全にとばっちり(しかもオンエア無し)……。

 田中さんが加わり、丁度男女が 3 対 3 になったということで、「丁度合コンみたいですね」と言い出すショージさん。それに合わせて、早速シミュレーション開始するさんま師匠。まずは高橋愛さんの配置から考え出すさんま師匠でしたが、「高橋には、玉井かショージのどちらかを付ける」という辺りで迷っていると、急にショージさんが半笑い

高橋の髪型………

無謀にも、今回の高橋さんはデコ全開だったらしく、さんま師匠もシミュレーションを中止して、高橋さんのデコを

「お前、ハロウィンみたい

おばけカボチャ

おばけのQ太郎にも似てる

バケラッタもそやわ

総攻撃。が、高橋さんが反論する暇もなく、すぐにさんま師匠はシミュレーションを再開してしまいます。高橋さん、身削り損です。

 そういうわけで、高橋さんには玉井さんを付けることにしたさんま師匠は、次に「俺は最初に田中れいなちゃんの横に座るかもわからへんな」と既に戦略を立て始めます。「最初は」の部分に引っ掛かった女性陣(特に藤本美貴さん)に、さんま師匠は第一印象がどーの、相性がどーの、と合コン戦術を少々披露した後、締めに一言。

「玉井が一番の貧乏くじ引いた形で……

「貧乏くじ」扱いされた挙げ句、更に「お前、一日バケラッタやで」と訳の分からない宣言を喰らった高橋さんは、もの凄く投げやりに

はいはいはいはい

当然、ショージさんに「ダメでしょ」と怒られてしまう高橋さんでした。お父さんかあんたは。

 田中さんが 16 歳と聞いて、「高橋より色っぽいよなー」と感心する男性陣。さんま師匠は、高橋さんに色気が無い原因を広すぎるデコに求めますが、当然答えは出ません。すると、藤本さんが「この間、『コーンヘッド』と呼ばれたことショックだったらしく、ずーっと気にしてた」と報告。が、さんま師匠は

そやなー

反省の色ひとつ見せず、「眉毛の上と下の面積が一緒」「デコに顔書いてみたら?」とより一層弄り始めます。高橋さんがいくら「もういいです」と拒否しても続けるさんま師匠。Sっ気全開です。挙げ句の果てに飛び出したのは、

「すっごいかわいい落ち武者みたい

どんなにかわいかろうと、落ちてる時点でアウト。

 散々弄り倒されても、それでもデコを出してきた理由として「嫌な部分は出した方が良いと言われた」と語る高橋さん。誰に入れ知恵されたの。一瞬、さんま師匠も「足の太い人は、出した方が細くなる」とフォローに回るのかと思いきや

「でも、(出しても)頭蓋骨は縮みませんよ

高橋さん、必死で「別に縮めたくて出してるわけじゃないです」と弁明しますが、答えのないままオープニング終了。どうか、高橋さんがストレス性の病気になりませんように。

前略のコーナー

 始まる寸前、高橋さんがジュースを机に激しく置いたということで、「何がムカつくことがあんねん」と絡み出すさんま師匠。高橋さんは反射的に「(デコのことは)そんな気にしてないです」と返しますが、さんま師匠は「当たり前やないか」と理不尽なキレ方をし、更に

俺にだって気にするところはいっぱいあるんやから……

じゃあ直せ。

 前回同様、田中さんに博多弁で色々な台詞を要求するさんま師匠。最初は「好きとー」とか軽いものでしたが、やはり前回同様段々とエスカレートしていき、「焦らんとき」と来て最後は

今、脱いじょるけん

ここですかさず藤本さん「脱ぎません!」。が、藤本さんの必死の妨害も虚しく、素直に「脱ぎよーけん」とか言っちゃう田中さん。更に藤本さんも、さんま師匠に

「お前らに脱げ言うとるんちゃうねん! 大した胸もしやがらんとええカッコしやがって!

とんでもなく理不尽なキレ方をされ、「申し訳ありません……」と謝らされてしまいます。ここはどこの独裁国家ですか。

 完全に暴君と化したさんま師匠と、何故かそれに素直に従う田中さん。「ベッドで待ってて」なんて台詞も何の抵抗も無く正しい博多弁に通訳しようとした田中さんに、ショージさんが一言アドバイス

「もうそれで合うてるって言ってあげて

このアドバイスにもちゃんと従う田中さんは、それでも質問をしてきたさんま師匠に「合ってます!」と即答し「合ってへんわ!」とキレられるのでした。田中さんのこういうとこが良いよねー(←病気)。

 リスナーから、前回の田中さんの活躍振りを振り返らされたさんま師匠は、「すっごい新人現れた!」と今更大絶賛。田中さんを「ミッシェル・ウィーやね!」と湛えた後、高橋さんと藤本さんに向かって、明らかに侮蔑の表情

「お前らローラ・デイビスとか不動裕理とかや

一応断っておくと、この場合は成績の話ではなく見た目の話です。

 その流れで、勝手に「エビちゃんと押切さんなら押切さん」と訊いてもいないことをベラベラ語り出すさんま師匠。するとショージさんが

エビちゃん蛭子さんどっちが良い?

さんま師匠曰く、「カジノに行く親戚に『当たったら山分け』という誓約書を書かせるような奴は人類じゃない」とのことで、エビちゃんだそうです。おめでとうございます、エビちゃん

 この突然の切り出しはこれだけに収まらず、さんま師匠は田中さんに前回ヤンタン出演の感想を聞いているときにも、何の前触れもなく突然こんなことを言い出します。

「俺、今フェロモン出てるやろ

全員唖然とする中、たった一人即座に「出てます」と答えられた藤本さんを誰か誉めてあげて下さい。

 何でも、エアロバイク(何故かさんま師匠は「エロバイク」と発音)を始めたことで、かなり自分の体に自信を持っているらしく、最近大沢あかねに「素敵です」と言われたこともしっかり本気にしているそうです。あんた幸せだよ、ホント。そういう経緯があって、田中さんにも

『さんまさん、もっと若かったらいいのにな』とか思うやろ?

この世紀の世迷い言に対し、高橋さんと藤本さんが「思いまーす」と投げやりに反応しますが、さんま師匠は「お前らに聞いてない」と冷たくあしらいます。が、この件に関して最も大きな爆弾を落としたのは、田中さん本人のこの一言。

「れいなは、パパにしたいです

はい、アウト〜〜〜

 大竹しのぶさんの「私、早口な人って苦手」という狙いすぎなCMの話に関連して、この間ひとつCMを撮ってきたと話し出すさんま師匠。何でも、昔から夢だったコカ・コーラの歌(今、クレイジーケンバンドが歌ってる「♪コッカコ〜ラを飲もう〜よ」って奴ね)を歌えたんだそうです。本人としては結構な喜びだったらしく、「願い続ければ叶うんですよ」と似合わないことまで言い出すさんま師匠。オンエアはワールドカップ期間中とのこと。

 そこで、女性陣にも「憧れのCM」を訊くさんま師匠。最初に問われた藤本さんは「化粧品のCM出たいです」と回答。因みに、その昔さんま師匠は、資生堂のCMでボディソープの着ぐるみで頑張ったことがあるそうです。あったっけ、そんなの。

 田中さんは「アイスクリーム」と回答。イメージとしては、今上戸彩が出てる「爽」のCM、と言ったところでさっきまで「願えば叶う」という姿勢を 180 度転換し、

上戸彩ちゃんなら無理やな!

バッサリ。あんたって人は……。田中さんも、もの凄い小声

負けますよね……

あ、いかんちょっと泣きそう(←病気)。

 そして最後に高橋さんは

歯磨き粉

この答えも謎ですが、その後さんま師匠が提案した「シャンプーのCMでデコにメーカー書けばいい」という提案も謎です。しかし、そんな提案も「良いですね」と投げやりに答えてしまう程、やさぐれてしまった高橋さんでした。

 前回出演時、「ジブリは観たことない」と言っていた癖に猫の恩返し」のガイド番組で調子の良いことを言い、「ディズニーは好きじゃない」と言っておきながらディズニーリゾートロケで大はしゃぎ。この田中さんの矛盾した行動に、さんま師匠は低い声

仕事のために手段を選ばないタイプなのか

怖っ。

 ここから、田中さんの言い訳タイムに突入。

 ディズニーランドでの大はしゃぎに関して。

「ここは楽しもう、と思って言ってみたんです

田中さん?

 「言わなきゃいけないことがあったんでしょ?」と訊かれて

はい

田中さん!?

 「バロンにだっこされたい、なんて思わなかったでしょ?」と言われ

思わなかったです

田中さん!!??

 更に続けて

「だっこは、そういうこと言って下さいって言われて……

少しは言い訳をして下さい。流石のさんま師匠も、ここまで開けっぴろげでいられると「まぁ(仕事上は)そう言うしか仕方無い」としか言えないのでした。

 来週の土日、モーニング娘の関西公演があるようで、それ用のヤンタンネタの要望が到着。前回は藤本さんだったので、今回は高橋さんに伝授することに。そこでさんま師匠は、最近のライブで高橋さんが噛み倒したというネタを改造したこんなネタを製作。

高橋「高橋愛の愛はいっぱい届きましたか?」
観客「届いてませーん!
高橋「隣に届いてたのかな? もう一度送りまーす!」
観客「切手貼りましたか〜?
高橋「切手貼りまーす!」
観客「切手、右手、左手、両手
高橋「やめて!!

どう見ても観客の方が負担が大きいですが、 29 日 30 日の大阪公演に行かれる方は是非覚えて行ってあげて下さい。ポイントは「切手、右手、左手、両手」の順番を間違えないことです。どうぞ皆さん声を揃えて宜しく。

ヤン土ボケ講座 featuring ショージのコーナー

 前回出演時は結構誉められていましたが、今回も誉められはしないものの、一回注意されたらちゃんと返すという呑み込みの良さで怒られることは殆ど無かった田中さん。その代わり、さんま師匠の怒りを一身に受ける高橋さん。あまりにも出来ないため、キレたさんま師匠はこんな罰ゲームを提案。

「(デコを) 1 センチ切るぞ

それがホントの卵肌(上手くない)。

リスナーを癒せませんのコーナー

 いつも通り、変態みたいな高橋さんと、何を言っても微妙な藤本さん。そんな先輩達に対し、「博多弁」という強烈なアドバンテージを持つ田中さんは、さんま師匠からの変態みたいな要望(「旅館の、ちょっと離れた布団」とかそんなの)も抵抗無く受け入れてなかなか好調。それ故か、高橋さんが四苦八苦している様子を爆笑で見守る余裕もあります。

 この田中さんの好調に、藤本さんは田中さんをそのままパクるという暴挙に出ますがあっさり撃沈。高橋さんに至っては、「もっともっと」という台詞が竹本ピアノの「たけもっと!」にしか聞こえないという奇跡を起こす始末。

 結局、レギュラー二人は一言も誉められないどころか「論外」呼ばわりされて終わるのでした。もっと頑張れ。

 因みに、個人的なことを書いておきますと、今回のこのコーナーで僕は、後藤真希さんが来てた頃の玉井さんの気持ちが痛いほどによく分かりました。あぁ……久々にこのコーナーでニヤけちまったぜ……(←病気)。

カラオケBOXさんちゃま

 「SEXY BOY 〜そよ風によりそって〜」の替え歌で「やるやるBOY」。これを歌いに行く田中さんの姿を見ながら、さんま師匠一言。

亀田大殻みたいな服やなぁ

藤本さんも「激しいんですよ」と否定せず。どんな服……?

 どうでもいいけど、この曲って替え歌にするには少々イントロ長いっすよね。

エンディング

 恒例、リスの日ヤンタンキーワード。

おでこにもうひとつ顔が書けるかわいらしい落ち武者、高橋愛です

多分、史上最長です。

 「癒せません」の出来を悔やむ田中さんでしたが、さんま師匠は「優勝優勝」と高評価……と言うよりも他の二人が酷すぎたと酷評。そこで、再び「もっともっと」に挑戦する高橋さんでしたが、結果はやっぱり竹本ピアノ

 さんま師匠は、そんな高橋さんにこんなアドバイスを与えます。

うんちとかするイメージでやったらええと思う

聞いて即実行する高橋さん(今にも出そうでした)、そして全く止めない藤本さん。お前ら、余裕無さ過ぎ。