「魔弾戦記リュウケンドー」

 何の前触れもなく戦闘機に町民が乗り込み、何の説明もなくミサイルをぶっ放し(しかもミニチュア?)……とやっていることは完全にバカB級特撮なのに、落としどころはやっぱり「壁を乗り越えたヒーロー」。勿体ないなぁ。何故こんな馬鹿なことやっといてそんな真面目な落としどころに向かってしまうんだ。バカならバカで突っ走ってくれよー。

 ところどころに挟まれるくっだらないギャグからしても、作ってる側がホントにやりたいのはどう考えてもそっちなわけで、誰かこの変にヒーロー路線を守ろうとしている人を説得してやってくれと強く思います。