「交響詩篇エウレカセブン」

 あらまぁ、素敵な話ですこと。こういう話好きです。構図が前にエウレカレントンが救ったときと殆ど一緒なのはやっぱり狙いなのかな。

 とにかく、アネモネのモノローグ、ドミニクの決意、苦悩するアネモネを支えるレントンエウレカ、そしてジ・エンドの男前過ぎる顔。オマケに久々のホーミングレーザー雨霰、飛び回る二体のLFO(地球ってトラパー薄かったんじゃ? という疑問はありますが)、交錯する刃と刃、とロボットアクションも満載と、あらゆる要素が切なくて暖かくてカッコ良くて、アネモネとドミニクパートに関してはもうグゥの音も出ない素晴らしさでした。うっすら感動すら。

 ただ、本題である「オラトリオ・ナンバー8」の方が、何の障害もなく 2 発連射されてるのがちょっと……。先週、姉ちゃんにあんな宣言してたのに、結局何にもしないまま司令クラスター破壊されてるし……。つか、結局ゲッゴーステイト、折角二隻居るんだから、どちらか一隻「オラトリオ・ナンバー8」破壊しに行けばいいのに……。

 アネモネとドミニクの再会には何の文句も無いけれど、この本編のあっさり感はどうにもスッキリしない。来週最終回だけれど、どうまとめるんだろう。ニルバーシュは一体何なのか、エウレカの体の変化は何なのか、全部してくれるのかなぁ……してくれないんだろうなぁ。僕はムック本とかアニメ誌とか全く読まないので、そんな人間でもスッキリするような終わり方をお願いします。

 それにしても 1 時間スペシャルか……「リュウケンドー」と「ボウケンジャー」でダブル被りだ。どうしよう。