「交響詩篇エウレカセブン」

 えーと……つまり、アネモネっていうのは戦地から連れてきた絶望病の患者を、整形して特殊な体液(?)を注入した「人工コーラリアンエウレカ)」という理解で宜しいのでしょうか。絶望病の患者を改造してるのは分かったけれど、結局それがどういうものなのかイマイチよく分かりませんでした。ジ・エンドが何なのかも分からんし。理解力足りなくて申し訳ない。

 しかし、あの帰りの車内での描写はどういうことなんだろう? 「物理宇宙の崩壊」とかなんとか。確か、デューイってそれを防ぐためにコーラリアンを殲滅しようとしてるんじゃなかったですっけ。なのに、何故艦長もドミニクもあんな表情なんだろう? 何か隠してるの? あー……。

 で、僕でも理解できる本筋の方は、やっぱり陰陰鬱鬱な展開。何てたって、誰一人笑顔が居ないんだから。辛うじて冒頭のタルホの苦笑ぐらいか。こういう展開は気が滅入りますな。こういうときこそ、フッと和ますキャラが必要なんだけど、そういうキャラは見当たらないし。辛いわー。

 先週、あれだけカッコ良かった銀色の機体も、ホランドを命を削る代物らしいし、なんかもうテンションの上げどころがひとつもないというのは、キツイなぁ……。何か、パッと明るい場面が一カ所でもあれば、また違うんだけどな。