「時効警察」

　さ……騒がしいなぁ……。ドタバタしたコメディは好きだけれど、前半は五月蠅すぎて逆にちょっと引いてしまいました。「もっと落ち着けよ」みたいな。落ち着いちゃダメなんですけど。

　それにしても、よく分からない回だったなぁ。特に、何で急に霧山が悩み出したのか、今週はちゃんと最初から最後まで 1 秒も逃さず観たのにさっぱり分からんかった。あの「時効さえ無ければ！」っていうおばさんのビデオが発端だとしたら「今更ぁ！？？」だし、それにしたって普通身近な人間にするでしょ。一体何だったんだろう……しかも、そんなことで悩み出しておいて最後はうやむやだし。あれ？　もしかして真面目に考えすぎ？　「ネタにマジになってる」って奴？？

　霧山が観た変な夢とか、十文字にすぐ側から電話で命令する霧山とかも、その前提がもの凄く浅い（霧山はホントに「時効」について悩んでるのか、とか森口瑤子さんと十文字の関係とか）ので、ギャグ的にもストーリー演出的にも中途半端で、 1 話以来の「何？　何をどう捉えたらいいの？」状態に陥りました。寧ろ、1 話の方がまだギャグがギャグとして分かった分、分かってる方かも知れない。

　初の「時効前に逮捕」にしても、なんかもう少し他に無かったのかな……と思ってしまってどうにも。霧山を動かさないなら、その分十文字を動かして欲しいのに、結局心情ドラマとして着地するので何か釈然としないものを抱えてしまうのでした。結論としては、「よく分からなかった」ということで。合わなかったってだけかも知れませんが。

　来週は葉月里緒菜で「 3 億円事件」。ベタなとこ来るなー。どうでもいいけれど、葉月の演技観るのって軽く数年振りです。最後に観たのは、江口洋介とかとやってた画商のドラマ。タイトルも内容も覚えてませんけど。