「やぐちひとり」

 今年から「春樹が鼻毛を抜かれて縮小、矢口さんがリーゼント化」という若干シュールなオープニングアニメーションが付きました。

 今年一発目ということで、やぐちひとりは今年の目標を立てます。因みに、去年の矢口真里さんの目標「春樹に勝つ!」は、映画祭にて大人の配慮により達成されています。

 矢口さんの目標は「やぐちひとり海外ロケ」、劇団ひとりの目標は「ルービックキューブ 30 秒」(これで世界 100 位に入れるらしい)、そして「今年こそ普段も『矢口っちゃん』と呼ぶ」。劇団……。果たされるといいですね。

 ゲストは勝地涼。ダーツが趣味と言うことで、大内麻由美プロを呼んでダーツ対決をすることに。このパートでの劇団は、神懸かっていました

 まず、「練習」という名目で劇団が試しに投げてみると二投目で真ん中命中。流石、「ルービックキューブで世界を狙う」という理由でダーツプロに

世界で会いましょう

というだけあります。煽ったの矢口さんですけど。

 矢口さんのお約束のような大暴投を経て、早速対決。一番手のゲストの勝地は 84 点となかなかの好成績。そしていよいよ劇団の番になりますが、さっきのようには行かないものの、二投目時点で 45 点と上々の成績。

 「あと 40 点取れば勝利」というバラエティ的に丁度良い状態となった劇団は、たっぷり時間をかけて狙いを定めます。途中、「縦ラインオーケー……」等と呟いて座標的な解釈で狙いを定めていましたが、縦ライン決めてる時点で横ラインがズレてるので全く意味が無かったです。

 そうして、なんとCMをまたいで狙いを定めた劇団。そして、意を決してビュッ! と投げると

ガツッ

的下部の機械に当たりました

 そんな芸術的タイミングでの大暴投をして、見事「頭に風船乗っけて」罰ゲームになる劇団。しかし、まだ笑いの神は劇団に飽きないのか、劇団が怖がる余り、劇団の背後に設置したコルク板が良いタイミングで落ちてくすぐり笑いを提供。

 そして、いざプロがダーツを投げると、風船がダーツを避けるというまたしても珍妙な現象に当たり、有無を言わさず二投目を投げられる劇団。見事風船は割れますが、劇団はすっかり芸人の顔では無くなってるのでした。

 そんなわけで、新年早々縁起良いぐらい良い感じで笑いの神が微笑みかけた劇団でした。それにしても、もの凄く久しぶりに観た所為か、はたまた劇団の煽りが良かったのか、今回の矢口さんはやたらかわいかったですな(今年いきなりか……)。