「ゆく年くる年への道」

 始まった途端、鶴瓶師匠が

「さんまが来るかも分かりませんね」

と言ったのに笑った。「鶴の間」で言われたこと覚えてんのかな。

 年末特番「ゆく年くる年」の予行演習として、鶴瓶師匠、さまぁ〜ずロンドンブーツ1号2号トークする特番。「ドスペ2」枠と深夜枠を利用しての二部構成で、一部は去年末と今までの放送(二回あったらしい。見逃した……)での鶴瓶師匠のポンコツぶりをダメ出しと除夜の鐘つきでチャックと対決する人オーディション、二部は 5 人が今年出会った人の中で気になる人を挙げて、スタッフに接触してもらう、という「さんま・中居の今夜は眠れない」の「ラブメイト10」のようなコーナーでした。

 第一部では「除夜の鐘つきオーディション」が面白かったです。なかやまきんに君パッション屋良長州小力、そしてゆうたろうがそれぞれネタを披露したのですが、小力がいつものパラパラではなく子供ソングをバックに振り付けするという新ネタ(?)をやっていて、鶴瓶師匠やさまぁ〜ずも「こんなんあるんだ!」と大笑いしていました。

 で、この中からお寺の住職が選ぶのですが、選んだのがゆうたろうで、しかも理由が「裕次郎さんが好きだから」。きんに君が「僕が鍛えてきたのには意味が無いっていうんですか!」と突っかかるも、住職は素人さんなので、普通に

「ええ」

と言われて終了。芸人達がしょぼくれです(ゆうたろう以外)。

 二部では、5 人揃って男丸出しで、誰かが挙げた女性の写真があると聞けば声を上げ、写真や映像を見ては「かわいいー」を連発、女性が彼氏が居たり結婚していると聞けば推薦人以外が全員拍手したり、鶴瓶師匠は変態を隠そうともしないし、お陰で逆にロンドンブーツ・淳が常識人に見えたりと、なんだか部室みたいでした。

 その中でも笑ったのは、鶴瓶師匠やさまぁ〜ずがスタッフや知り合いだったりするのに対し(「内P」でお馴染み金澤ディレクターも推薦されてたよ)、ロンドンブーツは「美容院の店員」(淳)とか「テレビで観たチアリーディングの子」(亮)とか、妙にリアルな感じで、そのチョイスに対して鶴瓶師匠の

「お前らコンビ危ないわ!

そして、淳が推薦するときに「数々の浮き名をね……」とニヤニヤするさまぁ〜ず。あー楽しい部室だったわ。