「お台場明石城NOMAD」

 今週の三奉行は、水口さん、三宅さん、そして「男女7人」に憧れて運河沿いのマンションを購入したけど今値下がりで大変という、デジタルコンテンツ部門CS事業部専任部長・柴崎敦子。「 5 時間ぐらいテレビ」を仕切った人だそうです。

 そしてプレゼンするのは、元・テレビ東京会長の孫のボンボンADだけど顔は貧乏・中川将史、通称「アルタのファニーフェイス」宮崎鉄平。この二人は、佐々木アナ曰く合コン仲間でいくつもの夜を越えてきた二人だそうです。どーでもええわ。

 まずは中川の自分プロモから。ニュース映像に自分の写真を合成して、世界的ニュースのように見せる、という手垢べっとりの自分プロモに、水口さん「分かるけどまだまだ青いですね」、三宅さんは「気持ちは分かるけど、面白いかどうかはその壁を乗り越えていけよ」と一歩目で躓いてしまった中川。

 続いて宮崎の自分プロモ。あの村上真理子に負けた屈辱から立ち上がるため、 30 歳にして初めての一人暮らしを開始。しかも賃貸じゃなく、 35 年ローンで品川マンション購入。正に後がありません。その隣では、中川が親から「買うなら麻布十番か西麻布買え」とアドバイスされていると自慢。

 そんな二人に、三宅さんは「サラリーマンなんだから調子に乗るなよ」と忠告、続けて

「まぁ、俺は西麻布で育って広尾に住んでるけど

おいおい。

 続いて柴崎も「ムカつきますね」と不快感を露わにしますが、さんま師匠は「こっちは嫁を迎えたりしなきゃいけませんし……」と擁護。そして

「そっちは変死を待つのみの部屋でしょ

人のこと言えません。

 企画プレゼンは中川から。タイトルは「芸能界授業参観」。主にお笑い芸人の両親をスタジオに呼んで、そこでいつも通りやって貰って、どういう気持ちで観ているか、を観る番組だそうです。水口さんは「出たがらない親や、本人が嫌がる場合があるので、キャスティングの可能性を探りたい」、三宅さんは「あまりにも直接的なので、他に何か付け加えたら成立する」、柴崎は「色々発掘できそう」と、評判はそれなり。

 対する宮崎の企画は「それ自慢してえ〜んちゃうの!?」。素人の武勇伝や自慢話を、タレントが代弁してプレゼンする企画だそうです。水口さんは「素人さんの場合、素のままの真実が面白い場合があって、それを脚色したりすると逆に面白くない」と渋め。

 そこで、三宅さんが宮崎に自慢話を訊いてみると、「学生時代のクリスマスイブにトリプルブッキングして全部こなした」というエピソードを自慢。すると、長らく独身女性な柴崎は

鬼畜ですね

宮崎の「三人は満足して帰った」という言い訳も「自己満足ですね」とバッサリ。流石変死を待つ身(おい)。

 ここで佐々木アナ、「さんまさんは何をするんですか?」と質問。するとさんま師匠、

「……司会ちゃうん?

訊かれた中川も「暗黙の了解だと思ってました」と驚愕。佐々木アナもお疲れですか。

 結局、宮崎のプレゼンは尻切れトンボになり、全員一致でさんま師匠曰く「もうひとプラスする」という条件付きで中川が試作決定。佐々木アナ、よーーーく休んで下さいませ。