「アンくり」

 その昔、新宿Fu-で頑張ってたくりぃむしちゅーアンタッチャブルによる特番。

 「アンくり100シアター」という、与えられたお題(「カッコイイ」や「怖い」など)に合った一人漫談を 100 人の客前で披露。その後に「今のパフォーマンスを○○と思った方!」とスイッチを押させて、事前に指定した人数にピッタリ合ったら勝利、という企画で、上田が大災難

 初っ端、「さすが」というお題でうんちくを披露、70 人と指定していたものの、実際は「 58 人」と中途半端。「引いてる人が多いんだよ」とせせら笑う有田とアンタッチャブルに、キレ気味に上田、

「あぁそうだようんちくブームは終わったんだよ!

悲哀……。

 続いて、5 番手で「興奮する」というお題を与えられた上田。有田に「長渕の歌を歌え」「本気で熱唱すればついてくる」とけしかけられた上田は、その通りに歌に関する苦労時代エピソード付きで長渕剛「ろくなもんじゃねぇ」を熱唱。客を立たせて合いの手まで打たせて、何よりも本人が興奮しながら「魂込めたんだよ!」と意気揚々と控え室に帰還、自信満々で「 73 」(ながぶちさん→ 7 ガブチ 3 )を指定。しかし出た数字は

24

上田は「お前らいい加減にしろ!」とけしかけた有田を滅多打ちにしますが、有田とアンタッチャブルの大爆笑の前にボロボロになった上田、心の底から

「もう顔出しできねぇよあの人達の前に一生!!

悲哀2……。

 この二組の組み合わせはとても収まりが良いので、このまんまどこかでレギュラー化すればいいのに……。どっちも人気ものだから難しいかも知れないけれど。