「ヤングタウン土曜日」

 みんなが「村上ファンド」を選んでいる中、村上ショージを選んでしまったことを後悔するさんま師匠。この日の収録前にも、道路で黒いジャージの猫背で、歯を食いしばって小さな声で「イッチニ、イッチニ」と言いながら歩く見覚えのある背中を見たそうです。その様子を聞いて高橋愛さんは「かわいい……」。

 その見覚えのある背中の正体を探るべく、ヒントを求めるショージさん。さんま師匠が出したヒントは以下。

  • オーラがない
  • 背中がまあるい
  • あんまり売れてない
  • 「ドゥーン!」とか言ってる

この辺りで「それ……私じゃないですかね?」と気付いた村上のショージさん。曰く、さんま師匠は打ち合わせや収録で朝から晩まで忙しいので、ショージさんはこういったタクシー代を浮かす徒歩をも吉本からのレギュラー仕事だと思い込もうとしていたのだそうです。因みに、その際の収入は道で拾った 10 円。わーお高給取り!

 そんなショージさんに、「ジョギングしている内に何百万拾う人も居る」と助言するさんま師匠。故にショージさんは、そのためにわざわざ迂回して竹藪などで探すそうです。そんなショージさんの言葉を受けて、「世の中には隠さなきゃいけないお金が沢山ある。竹藪に落ちてるお金なんか絶対持ち主現れない」と非常に微妙な発言をさんま師匠がすると、藤本美貴さんはこっそりと

竹藪行こうかなぁ……

困ってるんですか?

 某番組でニセ催眠術をかけられた藤本さん。本人曰く、「腕に風船付いてます、と言われたら思い込みでホントに上がった」とのことですが、さんま師匠は俄に信じ難い様子。その仲介をすべき高橋さんは、

「観てて凄い面白かったです

お前引っ込んでろ。

 藤本さんの証言が全ては信じられないさんま師匠は、「この方がよく見えるという計算」と推測。最初は「でも掛かってましたよ」と擁護する高橋さんでしたが、「計算」と念を押されると

そうなの?

訛り倒しで納得。お前は何がしたいんだ。

 芸能人なんてみんな計算、と言い切るさんま師匠。例外にしか思えないこの人も、こんなことを言い出します。

「俺も、計算で絶対ギャグでもあんまり受けないようにしようと……

そんな高すぎる志を披露したショージさんに、藤本さん高橋さんが「だからか」「計算なんだ」と浅すぎる納得をする中、さんま師匠、

その計算止めてほしいなぁ

というわけで、今度の舞台では「思いっきりやったんねん」だそうです。行ける人いいなー。

 先日の「ご長寿早押しクイズSP」で、「ピノキオは最後何になったでしょう?」という問題での

「海の男!」
「山の幸!」
ヒント「皆さんのようになったんですよ」
「負け犬!」
ヒント「勝ち負けの問題じゃないんです」
引き分け猫

という流れが、テンポも回答も素晴らしかったということで、藤本・高橋コンビに実践させてみることに。が、高橋さんが「男!」だの「ピンポン」を「キンコン!」だの「負け猫!」だの間違えまくるため、呆れたさんま師匠はこう捨て台詞。

「お前ら『お昼だよべーやん』やっとけ

そんな番組あるんだ……。

 大阪で行われた「サイボーグしばた」のイベントでの柴田あゆみさんの様子が何故か来てない今週到着。柴田さんは言われた通り

サイボーグしばた役の、消防団じゃないよ?
水出ないの?

というネタをやり遂げたのだそうです。ウケたのでしょうか。

 そのお陰かどうなのか、このネタは今度の舞台でショージさんのメインネタに昇格したのだそうで、そのことについてさんま師匠

不安です

その原因は、最初はサラッと言うだけだったのに、段々ショージさんが走り回ったりホース振り回したりとアレンジを加えていって、その度に不安が増しているのだそうです。その完成型観たいわぁ……。

 番組で「福井弁講座をしていた」と報告される高橋さん。その中のひとつ、「つるつるいっぱい」の説明を要求された高橋さん、

つるつる……いっぱいいっぱいってことです

わかんねぇよ。因みに正解は「ギリギリいっぱい」という意味だそうです。他、「ちゃまる」は、友達に教えてもらったけど意味を知らないという有り得ない言葉だそうで、真相は闇の中。「なげる」は「捨てる」、「ちょれー」は「だせー」、「もつけねー」は「かわいそう」、「ジャミジャミ」は「砂嵐」だそうです。

 そんな感じで、福井弁を全く意味が伝わらないながら解説する高橋さんに対して、自らの故郷を

「北海道の真ん中ら辺

だとか、方言に関して

普通です

だの、頑なに隠す藤本さん。何? お前ん家は秘密基地なの?

 「ズームイン」で吉澤ひとみさんと藤本・高橋コンビで「モー娘探検隊!」というネタやロケVTRをやったそうで、リスナー曰く「ヤン土の成果が出ていました」「あなたの弟子はちゃんと育っています」とベタ誉めの出来だったそう。

 高橋さん自身も「良かったです」と言い、藤本さんも「(スタッフは)笑ってました」と言い、しっかりウケたらしいのですが、いざさんま師匠が「何を言ったの?」と訊くと

「(エコに掛けて)え〜子やなぁ〜

さんま師匠が「甘い客やな〜」と呆れる一方、ショージさん

「その客、紹介してくれ!

紹介してあげて!

 リスナーから「部屋は黒が基調と言っていましたが、さんまさんから貰った香水は?」という質問が到着。これを読んで、「香水やったやないか!」とキレるさんま師匠と、「それはニューヨークのお土産じゃないですか」と反論する藤本さんという、何度目か分からないやりとりが再開。

 自分から「ランジェリーやる」と言い出した癖に「ランジェリー要る?」と言い出し、高橋さんが「Tシャツもあげてください」と優しいフォローをすれば「Tシャツはもう無い」と断言、挙げ句の果てに「何色が好きやねん! ハッキリせぇへんから!」と今までのやりとりを忘れ去った言いがかりを付け出すさんま師匠。最低です。

 「似合わなかった事例」として、過去安倍なつみさんに古着(緑のトレーナー)をあげたら全然似合わなくて田舎娘みたいだった、とこれも何度目か分からない話を再び引用。因みに、このとき安倍さんは誕生日でも何でもありませんでした。

 が、これを聞いた藤本さんは即答で

「それは人が違うから

さんま師匠も思わず「何なっちまで批判してんねん」とびっくり。因みに、そのときの安倍さんの姿をショージさんは「葉っぱみたいだった」。

 この騒ぎに便乗して、玉井さんも「もう何年も(貰ってません)」と言うと、さんま師匠、

「お前、中途半端なときに誕生日やねん

ととんでもない言いがかりを付け始めます。藤本さんも「誕生日に文句言い出しましたよ」と呆れっぱなし。

 同じ要領で、過去誕生日を 6 月に変えられたショージさんの、

「みんな、誕生日 6 月にしよ

という提案に対し、さんま師匠は「お前らタチの悪いクラブの姉ちゃんか」と呆れますが、タチが悪いのはあなたです

 そんなわけで、藤本さんに好きな色を問うさんま師匠でしたが、どう聞いても余り物を押しつけようとしています。「黄色が好き」と言っているのに白いTシャツを勧めたり、どう聞いても藤本さんにはデカすぎるTシャツを勧めたり、トレーナーは似合わないと断言。もう訳が分かりません。

 結局、「ロッドマンのTシャツ」を「お前みたいな可愛らしい顔の奴が来てたらカッコイイ」、スタンフォードのTシャツ(しかも)、ノースキャロライナのTシャツ(色は)を提案し、最後はさんま師匠が「ハッキリせぇ!」と正真正銘の逆ギレをして終了。あの、そろそろリスナーの皆さんも、触れないであげてくれませんでしょうか……。

 今週の「ヤン土ボケ講座 feauturing ショージ」のコーナーでは、ショージさん大不調。特に酷かったのは「もみじがり」でのこんな一幕。

さんま「も!」
リスナー「モノレールから」
さんま「み!」
リスナー「観える景色は」
さんま「じ!」
藤本「じいちゃんでも」
さんま「が!」
高橋「ガキの頃のように」(←声がえらい男前)
さんま「り!」
村上「…………………………………」
さんま「あれ?
高橋「あれ?
藤本「プロ?
高橋「プロ?
さんま「結構ええのくれはったで?」
藤本「プロ、一応頑張ってみたんですけど……」
村上「プロちゃう、プロちゃう

一人惨敗です。挙げ句、ようやく出てきたのが「リスに追いかけられている」で、さんま師匠、

「この二人に注意してることを守れてないやろ?

そして、とうとうショージさん

『り』無いでぇ〜

禁句を発し、藤本さんに「うちらと同じ事言ってるー」と笑われるのでした。プロ……。今回、ずっとこの調子で、最後の方はちょっと心配されるプロでした。というわけで、さんま師匠の総論は

全員ダメ

 「毎週同じ事の繰り返し」でお馴染み「リスナーを癒せるかな?」のコーナー。藤本さんが若干風邪気味ということで、鼻声大好きさんま師匠、

「お前ら、毎週金曜日風邪引いてこい

多分、実際に引いてくると「気合が足りんねん!」と言われます。そして「みかんを食って太陽に向かって走れ」と解決方法を伝授されます。きっと。

 今週も高橋さんはどうしようもない出来。「今見たでしょ?」という台詞は、さんま師匠曰く

なんば花月に来てたおばちゃん

になる始末。

 しかし、二つ目が一つ目とカブってたということで高橋さんと交換した藤本さんは、誉められるとまでは行かないものの「いいよ」と言われます。これは何週振りでしょうか。交換した高橋さんは「これっすか?」と何故か嬉しそうにお題を選択(藤本さん「こうっすか? こうっすか?」と悪意あるモノマネ連発)。自信があったのか何なのか、「くっついてもいい?」という台詞で、これがもう久々に「二個目は良かった」と誉められるのでした。

 というわけで、こちらの総論は

勘は掴んだね

果てしなく今更ですが、来週からは「かな?」じゃなくなるそうです。良かったですね。

 今回の「カラオケBOXさんちゃま」での替え歌が「さっちゃん」だったため、話題が童謡に。藤本さんや高橋さんが小さい頃(?)、「ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ」の間に「る」を入れる(つまり「ぶるんぶるんぶるん、はちるがとぶる」になる)という遊びが流行っていたそうで、それを教わるさんま師匠。が、全く歌えず

「もうええわ邪魔くさい

自分で訊いた癖に……。

 エンディング、バックストリートボーイズのコンサートに行きたいという高橋・藤本コンビ。その流れで、「これが来日したら仕事休んででも行きたい!」というアーティストを聞いていくことに。藤本さんは「クリスティーナ・アギレラ」、さんま師匠は「エリック・クラプトン」、高橋さんは「レッド・ホット・チリペッパーズ」、玉井さんは「スティービー・ワンダー」、そして最後にショージさんは

鳥羽一郎さん

型は古いが〜〜シケには強いぃぃ〜〜〜♪