(新)「落下女」

 今クール、当サイト一押しの新番組。その若干強すぎる期待にしっかり応えてくれた第一回でありました。良かったー。

 「バリューナイトフィーバー」からの変更点は以下。

 それ以外は「バリューナイトフィーバー」とほぼ変わらず。相変わらず、「秘書を落とすには子犬のような目線で見つめる」とか中学生妄想全開のコントに、「ノーパンでハードル飛び」等頭の可笑しいロケ。「合コンでライバルを潰す方法」とか妙にえげつないのも多少ありましたが、妙なテコ入れもなく、あの空気がそのままやって来てくれてとても安心。天の声は、実力云々じゃなくて、立場的に上に立ってるYOUの方が合ってた気はするけど。

 ただ、「女を落とす一言」が無くなったのは残念だなぁ。代わりに(?)始まった南海キャンディーズ・山崎のコーナーが何とも言えない味なので別に良いっちゃ良いんですが、あの感じ好きだったのに。CM前だけでもいいから復活しないかな。

 初回は、南海キャンディーズ・山里が大活躍。合コンコントではムカつくライバル役、ケツに本を挟むわ、トークコーナーでは見事に「気持ち悪い」の称号を真っ先に獲得と、文句なしに初回の主役でした。

 その割を食ったのはラーメンズ・片桐。初回はトークコーナーのみ出演にも関わらず、ディレクターに「見切れてるだけで良い」と言われたからか何なのか本当に見切れるだけで、後半に至っては映ってさえ居ないというとてもレギュラーとは思えない扱い。お前はキナコキナシタさんか(←分かり難い)。「バリューナイトフィーバー」のときと扱いが違いすぎる……これは、いつの間にかフェードアウトするパターンだ! 気を付けろ片桐!!

 他では、おぎやはぎ・小木の生理的にギリギリな気持ち悪さが強烈でした。主役だった「未亡人を落とす方法」も凄かったですが、「メイドを落とす方法」で一瞬しか映らないのに気持ち悪いという離れ業を達成。相方の矢作はどんどんどんどん観れば観るほど腹が立つ顔になっていて、いよいよおぎやはぎはテレビ的にギリギリだな、とちょっと嬉しくなりました(え?)。

 聞くところによると、半年で終わることが決定しているらしい。まぁ、そうパターンも無いだろうしね……。この半年間、期待しています。