「ガキの使い罰ゲーム!笑ってはいけない高校」

 個人的に最もヤバかったのは、教室に降臨したドS浜田が、ケツ竹刀を受けて「死んでまうわ」と呻いているココリコ・遠藤らを眺めながら大爆笑している様子を見ている松本の顔。ホントに、教科書に載せたいぐらいのドン引き且つ恐怖に凍った顔でした。予告で何度も流れたにも関わらず、死んだ。

 次点でヤバかったのは、ほっしゃん。が鼻からゴムを通したら口からうどんが出てきたという神が降りた瞬間。その現象自体も強烈だったのですが、その現象が起きた瞬間のほっしゃん自身の

何でうどん出てきたん?

というマジ戸惑いがトドメでありました。あれは死ぬ。

 他、バイクで颯爽と登場するカッコイイ板尾(でも天然)、マジで泥酔して番組の進行に影響するぐらいタチの悪くなった山田花子、そしてトリまで飾った無駄にダンスのバリエーションが豊か板尾の嫁、とポイント盛りだくさんでした。あぁ、面白かった。

 ひとつ意外だったのは、ゲスト出演芸人が劇団ひとり山田花子を除いて全員「持ちネタ披露」だったこと。上のほっしゃん。もそうだし、ホリにレイザーラモンHG、更には村上ショージさんまでが持ちネタ。

 だから何だという話でも無いのですが、ああいう亜空間な場所に、そういうちゃんとしたものが入ってると、いつもとちょっと違って見えて変な感じでした。悪い意味じゃなく。あの空間だと、普通のネタより、前回の温泉旅館での松本・遠藤によるアフロ・メガネ・黒ジャージで意味不明な動き、とかの方がしっくり来ますので。

 そんな中、ショージさんの繰り出した「メガネを意味無く取り替える」等の松本人志をも困惑させる薄すぎるボケの数々にはわたくし大喜びでした。さんま師匠に観られたらまた説教されますよ。観てないだろうけど。